※画像はイメージです。成田氏長
Narita Ujinaga
解説
概要
成田氏長(1542-1596)は戦国時代から安土桃山時代の武将・大名。藤原氏の流れを汲む成田氏の当主で、上杉謙信や北条氏など複数の勢力に仕えた。忍城の有名な防衛戦の実施者として知られ、関東の重要な領主として活躍した。
生涯と家督相続
天文11年(1542)生まれ。永禄6年(1563)に父の隠居により家督を継いだ。弟の長忠との家督争いがあったが、重臣の支持を得て実権を確立。永禄12年(1569)の上杉謙信と北条氏の同盟により、北条氏の家臣として正式に認められた。
忍城の戦いと関東支配
天正18年(1590)の小田原征伐では、本城の小田原城での籠城一方、家臣・成田長親の指揮で支城・忍城は石田三成の水攻めに耐え抜いた。北条滅亡後、下野国烏山城と2万石の領地を賜り、関東の重要な大名として認められた。
家族と後継
娘の甲斐姫は豊臣秀吉の側室となり、秀吉の寵愛を受けて一族の地位を高めた。文禄4年(1596)に没し、弟の成田泰親(長忠)が家督を継いだ。