※画像はイメージです。千葉城(猪鼻城・亥鼻城)
Chiba Castle (Inohana Castle)
千葉城(猪鼻城・亥鼻城)は大治元年(1126年)に千葉常重が居館を構えたと伝わる平安時代末期の平山城に築かれた関東の名城。城主は千葉常重(築城者と伝わる)/千葉氏/原氏(Chiba Tsuneshige (traditional founder); the Chiba clan; the Hara clan)。
概要
概要
千葉城は、千葉県千葉市中央区の亥鼻公園一帯にあった平山城で、猪鼻城・亥鼻城とも呼ばれる。標高約21メートルの高台にあり、千葉氏の居城として知られる。
築城の背景
千葉常重が大治元年(1126年)に上総国の大椎城から下総国の亥鼻に居館を構えたと伝わる。この地は北を都川、西を断崖に面した要害であった。千葉氏は平氏の流れをくみ、上総・下総に勢力を持った一族である。
城主の変遷をめぐる研究
千葉氏が約330年にわたってこの城に拠ったとする説が広く知られてきたが、近年の研究ではこれが否定されつつあり、実際の築城・維持は原氏によるとする見方が有力とされる。康正年間(1455年)には原胤房によって千葉胤直が追われた。永正13年(1516年)には三上氏の攻撃を受け、原蔵人が討死したという記録がある。千葉氏が本拠を本佐倉城へ移した際に廃城になったと考えられている。
構造
平山城で、突端部に神明社と物見台跡がある。櫓台跡、土塁、堀切が残り、市の文化財に指定されている。
現況
明治42年(1909年)以降に公園として開放され、昭和34年(1959年)に亥鼻公園として整備された。昭和42年(1967年)には模擬天守(4重5階、高さ約32.6メートル)が建てられ、千葉市立郷土博物館として千葉氏に関する展示を行っている。ただし博物館は千葉開府900年に向けたリニューアル工事のため、2024年9月30日から休館中とされる(再開時期は要確認)。毎年3月下旬から4月上旬には桜まつりが開かれる。
見どころ
- 千葉氏ゆかりの地に建つ模擬天守(千葉市立郷土博物館)
- 櫓台跡・土塁・堀切などの遺構
- 3月下旬から4月上旬の桜まつり
※開館時間・入場料は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。