※画像はイメージです。笠間城
Kasama Castle
笠間城は鎌倉時代築城(伝・笠間時朝)、慶長3年(1598年)近世城郭へ改修に築かれた関東の名城。城主は笠間時朝 / 笠間氏(Kasama Tokitomo / Kasama clan)。
概要
笠間城は、茨城県笠間市にある佐白山(標高207メートル)の山頂を中心に築かれた山城である。鎌倉時代、笠間時朝(1203〜1265)によって築かれたと伝えられ、以後笠間氏が約380年にわたり居城とした。関東地方の城郭としては珍しく、石垣を多用した遺構が残ることで知られ、2017年4月6日に公益財団法人日本城郭協会の「続日本100名城」(112番)に選定された。
築城背景
笠間城は鎌倉期に佐白山山頂の要害として築かれ、以後笠間氏代々の本拠として整備されていった。中世を通じて土造りの防御施設が発達し、常陸国北部における有力な城郭のひとつとなった。
城主変遷
笠間氏は鎌倉期から戦国期にかけて約380年間、笠間城を居城とした。天正18年(1590年)、豊臣秀吉による小田原攻めの際、後北条方に与した笠間氏は滅亡し、宇都宮氏の家臣が城に入った。慶長3年(1598年)には蒲生郷成が入城し、大手道の改修や本丸の整備を進め、中世の山城から近世城郭への転換を図った。
構造・防備
笠間城は中世の土造りの遺構と近世の石垣造りの遺構がともに残る点で評価が高い。本丸周辺や大手道には石垣が多用されており、これは関東地方の城郭としては異例とされる。土塁や堀切など中世の防御施設も各所に確認できる。
現状と保全
現在、佐白山の山頂一帯は城跡として保存され、石垣や土塁などの遺構を今に伝えている。続日本100名城のひとつとして、地元自治体により整備・案内が行われている。
刀剣との関わり
見どころ
- 本丸周辺の石垣 — 関東地方では珍しい近世石垣造りの遺構
- 続日本100名城112番 — 2017年に日本城郭協会が選定
- 佐白山山頂 — 標高207mに築かれた笠間氏累代の山城
※開館時間・入場料は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。