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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
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Date Masamune
独眼竜——奥州に覇を唱え、刀剣と美意識で天下を魅了した隻眼の英雄
## 独眼竜の誕生 永禄十年(一五六七年)、出羽国米沢城に生を受けた伊達政宗は、伊達家第十七代当主として奥州の覇権を確立し、「独眼竜」の異名とともに戦国史にその名を刻んだ不世出の名将である。幼少期に疱...
Kasuga no Tsubone
三代将軍家光の乳母にして大奥の礎を築いた女傑——明智の重臣・斎藤利三を父にもつ江戸の権力者
## 明智の重臣を父にもつ女性 春日局(一五七九〜一六四三)は、実名を福(ふく)といい、明智光秀の重臣・斎藤利三の娘として生まれた。母は稲葉良通(一鉄)の縁につらなる女性と伝わる。天正一〇年(一五八二...
Katsura Kōgorō
明治維新の三傑・長州藩の知謀の武将
桂小五郎(1833-1877)は、後に木戸孝允と改名した長州藩士であり、西郷隆盛・大久保利通とともに「明治維新の三傑」に数えられる幕末・明治の政治家・武将である。神道無念流の剣術を学んだ剣士でもあり、...
Takeda Nobushige
典厩——武田信玄の最も信頼された弟、川中島に散った完璧な副将
## 武田家の至宝・信繁 大永五年(一五二五年)、甲斐国に生まれた武田信繁は、戦国最強の武将集団・武田軍団において兄・信玄に次ぐ副将として、甲州武士の理想を体現した名将である。通称「典厩(てんきゅう)...
Senhime
徳川秀忠の娘にして豊臣秀頼の正室——大坂落城を生き延び再婚に幸を求めた将軍家の姫
## 将軍家に生まれた姫 千姫(一五九七〜一六六六)は、二代将軍となる徳川秀忠の長女として伏見に生まれた。母は浅井長政の三女・江であり、母方の祖母はお市の方、すなわち織田信長の妹にあたる。徳川・豊臣・...
Kiyokawa Hachirō
北辰一刀流の剣客にして新選組誕生の引き金を引いた志士
## 生涯 文政十三年(一八三〇年)に出羽国庄内の清川村(現・山形県庄内町)に生まれた清河八郎は、十八歳で江戸に上り、当代随一の学問所に学んだ。学問と剣術の両道に秀で、二十五歳にして文武を教える清河...
Ōta Dōkan
文武両道の江戸城主——詩歌に秀で、関東の覇権を刀と筆で切り開いた扇谷上杉の重臣
## 文武両道の武将 永享四年(一四三二年)、相模国の扇谷上杉氏の重臣・太田資清の嫡男として生まれた太田道灌(本名・資長)は、室町後期の関東において文武両道の武将として名声を博した。幼少より学問を好み...
Tanaka Yoshimasa
石田三成を捕縛した関ヶ原の功臣・豊臣旧臣から筑後32万石の大名へ出世した稀有な武将
田中吉政(1548-1609)は近江国出身の武将で、豊臣秀次の家老から豊臣秀吉直臣へと取り立てられた立志伝中の人物。文禄・慶長の役でも軍功を挙げた。関ヶ原の戦い(1600年)では東軍に属して活躍し、戦...
Maeda Matsu (Hoshun-in)
前田利家の正室——加賀百万石を守るため自ら人質となった、聡明にして剛毅な戦国の賢夫人
## 利家を支えた賢夫人 まつ(芳春院、天文十六年・一五四七年〜元和三年・一六一七年)は、尾張の生まれで、夫・前田利家とは従兄妹の間柄にあったとされる。十二歳前後で利家に嫁ぎ、利家との間に二男九女をも...
Nagakura Shinpachi
新選組二番隊組長——神道無念流の達人にして池田屋事件の最前線を駆けた幕末最強の実戦剣士、明治まで生き延びた最後の幹部
## 神道無念流の俊英 天保十年(一八三九年)、松前藩士の子として生まれた永倉新八は、幼少より武芸に秀で、江戸で神道無念流・岡田十松の撃剣館に入門した。神道無念流は福井兵右衛門嘉平を流祖とする剣術流派...
Hatano Hideharu
波多野秀治(はたのひではる、1541年〜天正7年6月8日〈1579年7月2日〉)は、丹波国の戦国大名で、波多野氏の最後の当主。波多野晴通の子で、八上城(現兵庫県丹波篠山市)を本拠とした。 父の死後、...
Imagawa Ujiteru
今川氏輝(いまがわうじてる、永正10年〈1513年〉〜天文5年3月17日〈1536年4月7日〉)は、駿河今川氏の第10代当主。父・今川氏親と母・寿桂尼の長男として生まれ、大永6年(1526年)に父が没...