※画像はイメージです。白山比咩神社宝物館
Shirayama-hime Shrine Treasure Hall
概要
白山比咩神社は石川県白山市に鎮座し、全国に三千余社ある白山神社の総本宮として知られる。白山(標高2,702m)は富士山・立山とともに日本三名山のひとつに数えられ、奈良時代の泰澄大師による開山以来、山岳信仰の聖地として多くの参詣者を集めてきた。神社には、刀剣の名品として極めて高い価値を持つ国宝「剣 銘 吉光」が社宝として伝わる。
国宝「剣 銘 吉光」は鎌倉時代の山城国粟田口派の刀工・吉光の作で、両鎬造り(両刃)の小振りな剣である。徳川家光の養女が加賀藩主前田光高に嫁いだ際の持参品で、彼女の没後、その子の前田綱紀が母の冥福を祈って奉納したと伝わる。同剣は現在、神社が所有したまま石川県立美術館へ寄託されており、同美術館での特別展示等の機会に公開される(白山比咩神社の宝物館では通常非公開)。吉光は短刀の名手として知られる。
重要文化財「太刀 銘 長光」は備前の名工・長光作の太刀で、明暦4年(1658年)に大聖寺藩主前田利明が奉納したと伝わり、これも石川県立美術館に寄託されている。宝物館では重要文化財の木造狛犬・木造獅子狛犬・鳳凰文沈金彫手筥などが展示されている。宝物館の開館は4月〜10月(9:00〜16:00)、11月(9:30〜15:30)で、12月〜3月は閉館となる。
見どころ
- 国宝「剣 銘 吉光」— 鎌倉名工・粟田口吉光作の短寸剣(石川県立美術館に寄託、宝物館での通常公開なし)
- 重要文化財の木造狛犬・木造獅子狛犬──鎌倉時代と平安時代末の狛犬を宝物館で展示
- 重要文化財「太刀 銘 長光」— 備前の名工・長光作の太刀、明暦4年(1658年)に大聖寺藩主前田利明が奉納と伝わる(石川県立美術館に寄託)
- 白山神社総本宮 — 全国三千余社の総本宮、奈良時代開山の日本三名山・白山の麓に鎮座
- 12月〜3月は宝物館閉館 — 開館期間(4〜11月)の訪問を推奨
※開館時間・展示内容は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。