※画像はイメージです。白山比咩神社宝物殿
Shirayama-hime Shrine Treasure Hall
概要
白山比咩神社は石川県白山市に鎮座し、全国に約2,700社ある白山神社の総本社として知られる。白山(標高2,702m)は富士山・立山とともに日本三名山のひとつに数えられ、奈良時代の泰澄大師による開山以来、山岳信仰の聖地として多くの参詣者を集めてきた。その宝物殿には、刀剣の名品として極めて高い価値を持つ国宝「剣 銘 吉光」が社宝として伝わる。
国宝「剣 銘 吉光」(全長22.9cm)は鎌倉時代の名工・粟田口吉光の作と銘打たれた短寸の剣で、精緻な地鉄と働きを示す傑作として刀剣史上に位置づけられる。同剣は現在、神社が所有したまま石川県立美術館へ寄託されており、同美術館での特別展示等の機会に公開される(白山比咩神社の宝物殿では通常非公開)。吉光は正宗・行光とともに鎌倉最盛期を代表する名工として名高く、その短刀・剣は国内外の刀剣コレクターに珍重される。
白山比咩神社の宝物殿には、国宝の代わりに別の注目すべき刀剣遺品が展示されている。加賀藩ゆかりの武将・真柄直隆の旗本に伝わるとされる大太刀(全長186.5cm、重量7.1kg)は日本有数の大寸の太刀として知られ、その圧倒的な存在感が見学者を驚かせる。また重要文化財「太刀 銘 長光」は備前の名工・長光作の太刀で、神社の古い信仰との関わりを示す貴重な伝来品である。宝物殿の開館は4月〜10月(9:00〜16:00)、11月(9:30〜15:30)で、12月〜3月は閉館となる。
見どころ
- 国宝「剣 銘 吉光」— 鎌倉名工・粟田口吉光作の短寸剣(石川県立美術館に寄託、宝物殿での通常公開なし)
- 大太刀(全長186.5cm・重量7.1kg)— 真柄直隆ゆかりと伝わる日本有数の大寸太刀、宝物殿展示中
- 重要文化財「太刀 銘 長光」— 備前の名工・長光作の太刀、白山信仰との深いゆかり
- 白山神社総本社 — 全国2,700社の総本社、奈良時代開山の日本三名山・白山の麓に鎮座
- 12月〜3月は宝物殿閉館 — 開館期間(4〜10月)の訪問を推奨
※開館時間・展示内容は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。