※画像はイメージです。三重県総合博物館(MieMu)
Mie Prefectural Museum (MieMu)
概要
三重県総合博物館(愛称:MieMu〔みえむ〕)は、2014年に開館した三重県の総合博物館であり、自然・歴史・文化の三部門にわたる幅広いコレクションのなかに、伊勢・志摩・伊賀・紀伊を舞台とした刀剣文化の資料群を有する施設である。
三重県は日本刀文化の多面的な側面が交差する地域である。伊勢神宮(内宮・外宮)との関係では、「神宮御料刀(じんぐうごりょうとう)」として神前に奉納されてきた名刀の伝統があり、MieMuにはその関連資料が収蔵されている。また、伊賀国(現在の伊賀市周辺)は伊賀流忍者の本拠地として知られると同時に、中世には北畠氏などの有力武将が拠点を置き、相州伝・大和伝の影響を受けた刀工群が活動した地域でもある。
同館の歴史部門では、北畠氏に代表される伊勢国守護・国司の権力と武具の関係、志摩国の海賊・九鬼嘉隆(くき よしたか)の水軍文化と刀剣奉納、そして近世における外様大名・藤堂家が治めた津藩の大名文化と刀剣コレクションなど、三重県固有の武士文化の諸相を幅広い資料で解説している。
「海の道・山の道・神の道」をキーワードとする展示コンセプトのもと、伊勢神道・修験道・忍者文化・水軍文化が交差する三重固有の歴史的世界観の中で、刀剣文化の多様な側面を学べる、中部・近畿地方における重要な総合博物館である。
見どころ
- 伊勢神宮関連の奉納刀資料 — 日本最高の聖地・伊勢神宮と刀剣奉納文化の関係を解説
- 北畠氏の武具・甲冑 — 伊勢国守護として君臨した北畠氏ゆかりの中世武具コレクション
- 九鬼嘉隆の水軍文化資料 — 織田信長に仕えた鬼の水軍大将・九鬼嘉隆と刀剣
- 伊賀忍者と刀剣 — 伊賀流忍者の本拠地・伊賀国における武器文化の歴史
- 藤堂家(津藩)の大名文化 — 近世大名・藤堂高虎ゆかりの刀剣・武具・美術品
- 「海の道・山の道・神の道」の展示コンセプト — 三重固有の文化的多様性を体感できる総合展示
※開館時間・展示内容は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。