※画像はイメージです。大山祇神社宝物館
Oyamazumi Shrine Treasure Hall
概要
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、愛媛県今治市大三島に鎮座する全国の山祇神社・三島神社の総本社であり、その宝物館は日本最大の甲冑・武器コレクションを誇る日本刀研究上最重要の施設のひとつである。
最大の特徴は、国宝・重要文化財の占める割合の高さにある。全国の国宝・重要文化財に指定された武具類の約8割がこの神社に集中しているとされ、これは日本の博物館・神社の中でも群を抜く比率である。具体的には、国宝・重要文化財に指定された甲冑の約4割が当館に集中しているとされる。
刀剣コレクションでは、平安後期から鎌倉時代にかけての太刀が特に充実している。護良親王奉納と伝わる牡丹唐草文兵庫鎖太刀拵や、源氏・平家の武将たちが奉納したと伝わる名刀が多数収蔵されている。大三島は古来より「海の総鎮守」として武将たちの崇敬を集め、出陣前後に名刀を奉納する慣習が長く続いた。その積み重ねが、現在の圧倒的なコレクションを形成した。
源義経・源頼朝・護良親王・河野氏(村上水軍ゆかり)など、歴史上の名将たちが奉納したと伝わる品々が宝物館に伝えられており、まさに「武将たちの奉納刀」の聖地といえる。瀬戸内海に浮かぶ大三島の豊かな自然と歴史的な神域の中で、日本刀文化の原点に触れることができる。
見どころ
- 全国の国宝・重要文化財の武具類の約8割が集中 — 国宝・重要文化財の甲冑の約4割が集中する日本最大の武具宝庫
- 源氏・平家武将奉納の名刀 — 源義経・源頼朝・護良親王ゆかりの太刀が多数収蔵
- 平安〜鎌倉期の太刀群 — 日本刀の黄金期を代表する名工の作品を間近で見学
- 村上水軍奉納品 — 瀬戸内の覇者・村上海賊が奉納した甲冑と武器
- 大山祇神社本殿・拝殿 — 樹齢2600年の大楠が立つ古社の神聖な境内
- しまなみ海道アクセス — 来島海峡大橋を渡る絶景サイクリングと組み合わせも人気
※開館時間・展示内容は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。