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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
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Minamoto no Yoshitsune
九郎判官——天才的な軍略で平氏を滅ぼし、悲劇の最期に「判官贔屓」の語源を生んだ英雄
## 牛若丸の誕生 平治元年(一一五九年)、源義朝の九男として生まれた源義経(牛若丸)は、源平合戦において天才的な軍略を発揮し平氏を滅亡に追い込んだ悲劇の英雄である。幼名・牛若丸。父・義朝が平治の乱で...
Hangaku Gozen
弓の名手——建仁の乱で城塞に立て籠もった鎌倉時代の女武者
## 生涯 板額御前(生没年不詳)は越後国の豪族・城氏の一族で、城資盛の叔母、城長茂の妹にあたる。城氏はかつて平家方として越後に勢力を誇ったが、治承・寿永の乱を経て没落し、一族は雌伏を余儀なくされて...
Nen'ami Jion
兵法三大源流の最古「念流」を開いた僧剣士——日本剣術の父
## 出自と出家 念阿弥慈恩(ねんあみ じおん、1350年頃生、没年不詳)は、南北朝時代から室町時代にかけての剣術家・僧。俗名を相馬四郎義元(そうま しろう よしもと)と伝える。奥州相馬(現在の福島...
Okita Sōji
新選組一番隊組長——天賦の剣才と三段突きの秘剣を持ちながら、桜のように儚く散った天才剣士
## 天才剣客の誕生 天保十三年(一八四二年)頃、武蔵国に生まれたとされる沖田総司は、新選組一番隊組長として隊内最強の剣士と謳われた天才剣客である。その生年には諸説あり、天保十五年(一八四四年)説もあ...
Ashikaga Motouji
初代鎌倉公方
## 概要 足利基氏は室町幕府初代将軍・足利尊氏の四男で、鎌倉府の長官である鎌倉公方の初代。貞和5年/正平4年(1349年)、わずか10歳で関東へ下向し、以後18年にわたって東国統治の要にあった。兄...
Torii Suneemon
長篠城の使者・磔刑に処されても嘘をつかなかった忠義の兵
鳥居強右衛門(生年不詳-1575)は、奥平氏に仕えた足軽で、長篠の戦いにおける壮絶な忠義で知られる。1575年、武田勝頼による長篠城包囲が続く中、兵糧・弾薬が尽きかけた城から織田・徳川の援軍を求める使...
Hosokawa Masamoto
「半将軍」と呼ばれた室町最大の権臣——修験道に耽溺した謎多き管領
## 室町幕府を支配した「半将軍」 文正元年(一四六六年)生まれの細川政元は、父・細川勝元(応仁の乱の東軍総大将)の後を継ぎ、細川氏の家督と管領職を受け継いだ。権勢の絶頂において「半将軍」と呼ばれる...
Nawa Nagatoshi
後醍醐天皇を救い建武の新政を支えた南北朝の忠臣
名和長年(生年不詳-1336年)は、伯耆国(現在の鳥取県)の豪族であり、後醍醐天皇の倒幕運動(元弘の乱)において決定的な役割を果たした忠臣である。鎌倉幕府打倒と建武の新政の実現に貢献し、南北朝時代の幕...
Takechi Hanpeita
土佐勤王党盟主・白刃三段突きの剣客
武市半平太(1829-1865)は、幕末の志士であり、土佐勤王党の盟主として尊攘運動の中心に立った人物である。武市瑞山(たけちずいざん)とも呼ばれる。土佐藩(現在の高知県)の郷士(下士)の家に生まれな...
Sanada Yukimura
日本一の兵——大坂の陣で徳川家康を追い詰め、武士の矜持を後世に示した不屈の闘将
## 真田幸村の誕生 永禄十年(一五六七年)、信濃国に生まれた真田信繁(幸村)は、大坂の陣における壮絶な戦いぶりから「日本一の兵(つわもの)」と称された不世出の戦国武将である。父・真田昌幸は表裏比興の...
Ōtomo Yoshimune
豊後大友家最後の当主——朝鮮出兵での撤退と改易を経た悲劇の大名
## 大友宗麟の嫡男として受け継いだ重責 永禄元年(一五五八年)、大友宗麟の嫡男として生まれた大友義統は、豊後国(現・大分県)に本拠を置く大友氏の最後の大名となった武将。父・宗麟が九州最大の大名とし...
Yagyū Toshitoshi
新陰流第三世を継ぎ尾張柳生を興した剣豪——柳生兵庫助
## 出自 柳生利厳(やぎゅう としとし、1579年-1650年)は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての剣術家。通称を兵庫助(ひょうごのすけ)、また茂左衛門といい、晩年は如雲斎と号した。大和国柳...