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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
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Obata Kagenori
甲州流軍学の創始者・武田武士道の体現者
小幡景憲(1572-1663)は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけて活躍した武将・軍学者であり、「甲州流軍学」(甲州軍学)の創始者として日本の兵学史に名を刻む人物である。武田信玄の旧臣・小幡昌盛の子...
Asakura Yoshikage
越前の文雅な覇者——刀剣と文化を愛した名門大名、信長に敗れて滅びた悲劇の君主
## 朝倉氏の栄光 天文二年(一五三三年)、越前国(現在の福井県)に生まれた朝倉義景は、戦国大名・朝倉家の第十一代当主として、一乗谷という華やかな文化都市を舞台に文武両道の政治を展開した人物である。朝...
Sasaki Doyo
婆娑羅大名——南北朝の乱世に権威を笑い飛ばし、刀剣と茶と連歌に耽溺した室町文化の先駆者
## 婆娑羅とは何か 佐々木道誉(本名:佐々木高氏)は永仁四年(1296年)頃の生まれとされる近江の大名である。「婆娑羅」(ばさら)とは、南北朝期に流行した行動様式であり、既成の権威・礼法・秩序を意図...
Yagyū Munenori
将軍家剣術指南役——活人剣の思想で刀を治国の道具へと昇華させた剣豪大名
## 新陰流の家系 元亀二年(一五七一年)、大和国柳生庄に生まれた柳生宗矩は、徳川将軍家の剣術指南役として新陰流を天下に広め、剣術を単なる武技から治国平天下の「道」へと昇華させた剣豪大名である。父・柳...
Yamamoto Kansuke
甲斐の軍師——片目・片足の不具の身でありながら武田信玄に見出され、川中島で壮絶な討死を遂げた戦国一の謀将
## 不具の軍師、信玄に見出される 明応二年(一四九三年)頃、三河国(現・愛知県)に生まれた山本勘助は、片目・片手・片足に障害を持ちながらも、武田信玄に仕えた戦国時代最高の軍師として後世に名を残した。...
Chōsokabe Morichika
四国統一の夢を継いだ長宗我部家最後の当主・大坂の陣の悲劇
長宗我部盛親(1575-1615)は、土佐(現在の高知県)の戦国大名・長宗我部元親の四男として生まれ、長宗我部家最後の当主となった人物である。関ヶ原の戦い(1600年)で西軍に属して敗北し、土佐を没収...
Toyotomi Hideyoshi
太閤——農民から天下人へ、日本史上最大の刀剣蒐集家にして刀狩りの断行者
## 立身出世の物語 天文六年(一五三七年)、尾張国中村に農民の子として生まれた豊臣秀吉は、草履取りから関白太政大臣にまで昇り詰めた日本史上最も劇的な立身出世の体現者である。信長の死後、山崎の戦いで明...
Ishikawa Kazumasa
家康股肱の重臣、出奔して秀吉に走った岡崎城代
## 生涯 天文二年(一五三三年)、三河国に生まれた石川数正は、清和源氏の流れを汲む石川氏の一族で、父は石川康正。今川義元のもとで人質生活を送っていた少年時代の徳川家康に近侍として仕え、以後、酒井忠...
Ōkubo Nagayasu
徳川幕府の初代代官頭・鉱山開発と財政を牛耳った謎多き奉行
大久保長安(1545-1613)は徳川家康に仕え、初代代官頭として佐渡金山・石見銀山・伊豆金山など幕府直轄鉱山の管理を担い、莫大な富を生み出した人物。もとは猿楽師の子とされるが、武田信玄に仕えて財政家...
Horibe Yasubei
赤穂四十七士の剣客・高田馬場の決闘で名をはせた江戸の侠剣士
堀部安兵衛(1670-1703)は、江戸時代の元禄期に赤穂藩に仕えた武士であり、赤穂浪士四十七士の一人として吉良上野介への討ち入りに加わり、切腹をもって生涯を閉じた忠義の武人である。また武芸者としても...
Ōtomo Yoshisuke
豊後府内の大友氏第二十代当主・二階崩れの変に倒れた九州の覇者
大友義鑑(1502-1550)は豊後国(現大分県)を本拠とした大友氏の第二十代当主で、大友宗麟(義鎮)の父。九州北部に強大な勢力を誇り、豊後府内(現大分市)を本拠に大友氏の勢力を広げた(府内が南蛮貿易...
Kikuchi Takemitsu
南朝の忠臣・九州南朝方の総大将
菊池武光(1319-1373)は南北朝時代における南朝方(後醍醐天皇・後村上天皇方)の九州における最大の忠臣であり、肥後菊池氏の当主として北朝・足利方の大軍に対して長年にわたって抵抗し続けた気骨の武将...