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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
512 entries
Uesugi Kenshin
越後の龍・軍神——義を貫き、刀剣への愛着において戦国大名随一と謳われた聖将
## 軍神の誕生 享禄三年(一五三〇年)、越後国春日山城に生まれた上杉謙信(長尾景虎)は、「軍神」「越後の龍」と称された戦国時代最強の武将のひとりである。生涯七十余度の合戦に臨み、そのほとんどで勝利を...
Yagyū Jūbei
隻眼の剣豪——柳生新陰流の継承者にして謎多き天下一の剣客
## 謎に包まれた剣豪 慶長十二年(一六〇七年)、柳生宗矩の長男として江戸に生まれた柳生三厳(みつよし)、通称・十兵衛は、江戸時代を通じて最も伝説的な剣豪のひとりである。その生涯の大部分は謎に包まれて...
Kusunoki Masashige
大楠公——後醍醐天皇に最後まで忠義を尽くし、七生報国の誓いとともに散った忠臣の鑑
## 楠木正成の誕生 永仁二年(一二九四年)、河内国に生まれた楠木正成は、後醍醐天皇に最後まで忠義を尽くした南朝の忠臣として、日本史における忠誠の象徴とされる人物である。その軍事的才覚と不屈の忠義心は...
Itō Kashitarō
新選組参謀から御陵衛士盟主へ——理想に殉じた北辰一刀流の論客
伊東甲子太郎(いとう かしたろう、天保5年12月3日〈1835年1月1日〉〜慶応3年11月18日〈1867年12月13日〉)は、幕末の武士・剣客。新選組参謀兼文学師範を務めた後、同志と共に新選組を離脱...
Takayanagi Matashirō
「音無しの剣」の異名を取った中西道場の剣豪
高柳又四郎(たかやなぎ またしろう、文化5年〈1808年〉生〜没年不詳)は、江戸時代後期の剣客。中西派一刀流の中西道場で研鑽を積み、相手の竹刀に一切触れさせず音も立てずに勝つ独自の剣風から「音無しの剣...
Shinagawa Yajirō
松下村塾門下・明治政府の内務大臣
品川弥二郎(1843-1900)は、長州藩出身の幕末志士・明治の政治家であり、吉田松陰の松下村塾で学んだ最年少クラスの門下生の一人である。倒幕・維新に貢献した後、明治政府の要職を歴任し、内務大臣・駐ド...
Torii Mototada
伏見城に散った忠義の武将・徳川十六神将として家康の天下取りを命がけで支えた猛将
鳥居元忠(1539-1600)は、三河国(現在の愛知県)出身の武将であり、徳川家康の忠臣として名高い。「徳川十六神将」の一人に数えられ、生涯を通じて家康への忠義を貫いた。慶長5年(1600年)の関ヶ原...
Sanada Yukitaka
真田家中興の祖・信玄に仕えた智将
真田幸隆(1513-1574)は、信濃国(現在の長野県)の武将で、武田信玄に仕えた智将として名高い。真田氏中興の祖とされ、上田地方を本拠に勢力を拡大した。砥石城攻略など外交・謀略を駆使した戦略で信玄を...
Nitta Yoshisada
海に黄金の太刀を投じた義将——鎌倉幕府を滅ぼした源氏の末裔、稲村ヶ崎の奇跡
## 源氏の末裔、立つ 正安三年(一三〇一年)、上野国(現・群馬県)に生まれた新田義貞は、源義国を祖先とする源氏の末裔である。鎌倉幕府末期、後醍醐天皇の倒幕運動に呼応した義貞は元弘三年(一三三三年)、...
Iizasa Chōisai
天真正伝神道流の開祖・日本最古の剣術流派を創始
飯篠長威斎(1387-1488)は、下総国(現在の千葉県)香取神宮の神域に程近い地に生まれ、「天真正伝神道流(香取神道流)」を開いた伝説的な兵法家であり、現存する日本最古の武術流派の創始者として知られ...
Furuta Oribe
千利休の高弟にして武将茶人の完成形・織部焼を生み出し桃山文化を体現した数寄者大名
古田織部(1543-1615)は戦国から江戸初期にかけて活躍した武将であり、千利休の高弟として茶の湯の世界に革命をもたらした数寄者大名。美濃国に生まれ、豊臣秀吉に仕えた武将でもある。利休没後は天下一の...
Ashikaga Tadafuyu
南北朝・足利尊氏庶子・九州探題
## 出生と幼少期 足利直冬(あしかが ただふゆ)は南北朝時代の武将で、室町幕府初代将軍・足利尊氏の庶子である。生年は嘉暦2年(1327年)とする説が有力で、母は越前局と呼ばれた側室とされる。『太平...