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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
61 entries
Fujiwara no Hidesato
俵藤太——百足を射た弓の達人、毛抜形太刀の使い手にして平将門を討った東国の英雄
## 俵藤太の誕生と東国の英雄 平安時代中期、下野国(現在の栃木県)を拠点とした藤原秀郷は「俵藤太(たわらのとうた)」の通称で広く知られる武人であった。藤原氏の北家の系統に属しながらも、都の貴族文化と...
Minamoto no Tametomo
保元の乱の強弓武者・弓の達人
源為朝(1139-1170)は、平安時代末期を代表する猛将であり、類稀な弓術の達人として日本史に名を刻んだ武将である。源為義の八男として生まれ、若年のうちから荒々しい気性と並外れた武勇を示した。父に追...
Kitabatake Akiie
冬の将軍——十代で陸奥を統べ、二度の大遠征で鎌倉幕府残党を打ち砕いた南朝最後の光芒
## 神童・顕家の誕生と陸奥下向 北畠顕家は文保二年(1318年)、公卿・北畠親房の長男として生まれた。幼少より文武両道に秀でた神童として知られ、和歌・漢詩・管弦に通じる一方、武芸においても並外れた才...
Miura Yoshimura
権謀の相模武士——鎌倉政争を生き抜いた三浦一族の当主
## 生涯 三浦義村(生年不詳-1239)は相模国の有力御家人・三浦氏の当主で、父・三浦義澄とともに源平合戦や奥州合戦を転戦した。家督を継いだ後は鎌倉幕府の内部抗争において北条氏に与し続け、有力御家...
Nasu no Yoichi
屋島の扇の的を射抜いた弓の名手
那須与一(生没年不詳、1169年頃-1232年頃)は、平安時代末期の武将であり、源義経に仕えた弓の名手として「屋島の戦い」(1185年)における「扇の的」の故事で広く知られる。その名は「与一」(与市)...
Nitta Yoshioki
南朝方の勇将・謀略で斃れた新田義貞の次男
新田義興(1331-1358)は南北朝時代の武将で、南朝方の英雄・新田義貞の次男。父の戦死後も南朝のために関東で戦い続け、足利方の武蔵国支配に抵抗した。1358年、関東管領・畠山国清の謀略によって矢口...
Minamoto no Yoshitsune
九郎判官——天才的な軍略で平氏を滅ぼし、悲劇の最期に「判官贔屓」の語源を生んだ英雄
## 牛若丸の誕生 平治元年(一一五九年)、源義朝の九男として生まれた源義経(牛若丸)は、源平合戦において天才的な軍略を発揮し平氏を滅亡に追い込んだ悲劇の英雄である。幼名・牛若丸。父・義朝が平治の乱で...
Hangaku Gozen
弓の名手——建仁の乱で城塞に立て籠もった鎌倉時代の女武者
## 生涯 板額御前(生没年不詳)は越後国の豪族・城氏の一族で、城資盛の叔母、城長茂の妹にあたる。城氏はかつて平家方として越後に勢力を誇ったが、治承・寿永の乱を経て没落し、一族は雌伏を余儀なくされて...
Nen'ami Jion
兵法三大源流の最古「念流」を開いた僧剣士——日本剣術の父
## 出自と出家 念阿弥慈恩(ねんあみ じおん、1350年頃生、没年不詳)は、南北朝時代から室町時代にかけての剣術家・僧。俗名を相馬四郎義元(そうま しろう よしもと)と伝える。奥州相馬(現在の福島...
Ashikaga Motouji
初代鎌倉公方
## 概要 足利基氏は室町幕府初代将軍・足利尊氏の四男で、鎌倉府の長官である鎌倉公方の初代。貞和5年/正平4年(1349年)、わずか10歳で関東へ下向し、以後18年にわたって東国統治の要にあった。兄...
Nawa Nagatoshi
後醍醐天皇を救い建武の新政を支えた南北朝の忠臣
名和長年(生年不詳-1336年)は、伯耆国(現在の鳥取県)の豪族であり、後醍醐天皇の倒幕運動(元弘の乱)において決定的な役割を果たした忠臣である。鎌倉幕府打倒と建武の新政の実現に貢献し、南北朝時代の幕...
Shiba Yoshimasa
管領
## 概要 斯波義将は南北朝から室町時代前期にかけての武将・幕府重臣。斯波高経の子で、通算4期にわたって室町幕府の管領を務め、二代義詮から四代義持までを支えた。細川氏と並ぶ幕府の二大柱の一角として、...