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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
76 entries
Satō Tsugunobu
源義経を身代わりとなって守った奥州の忠臣——屋島の戦いに散った義経四天王
## 生涯 佐藤継信は、奥州藤原氏の重臣であった佐藤基治の子として生まれたと伝わる。生年は明らかでないが、一一五〇年代の生まれと推定されている。弟に佐藤忠信がいる。 ## 源義経への随行 治承四年(...
Fujiwara no Sumitomo
瀬戸内の海賊を率いた反乱者——「西の純友」と呼ばれた承平天慶の乱の首魁
## 生涯 藤原純友は、寛平五年(八九三年)頃、藤原北家の流れを汲む中級貴族の家に生まれたと伝わる。父・良範を早くに失ったため中央での出世の道が閉ざされ、地方官の伊予掾として伊予国に赴任した。 ##...
Soga Sukenari (Soga Jūrō)
父の仇を討った鎌倉初期の武士・曾我兄弟の兄、日本三大仇討ちの立役者
## 生涯 承安2年(1172年)、伊豆国の武士・河津祐泰の子として生まれた。幼名は一萬丸。安元2年(1176年)、祐成が5歳の時、父・祐泰は所領相続をめぐる同族・工藤祐経との争いの末、祐経が放った刺...
Imai Kanehira
木曽義仲の乳母子として仕えた「義仲四天王」の一人——粟津で主君と共に散った忠臣
## 生涯 今井兼平は仁平二年(一一五二年)、信濃国の武士・中原兼遠の子として生まれた。中原兼遠は木曽谷で源義仲(木曽義仲)を養育した傅役でもあり、兼平は義仲と乳兄弟として育てられ、生涯にわたり側近と...
Miura Yoshizumi
源頼朝を支えた相模の御家人——鎌倉幕府「十三人の合議制」の長老
## 生涯 三浦義澄は大治二年(一一二七年)、相模国の豪族・三浦義明の子として生まれた。三浦氏は相模国三浦半島を本拠とする有力武士団であり、御家人・和田義盛は義澄の甥にあたる。 ## 源頼朝への臣従...
Hōjō Yasutoki
御成敗式目を制定した鎌倉幕府三代執権——武家法治国家の礎を築いた名君
## 武家政権の法制化を成し遂げた名君 寿永二年(一一八三年)、北条義時の嫡男として生まれた北条泰時は、鎌倉幕府第三代執権として貞永元年(一二三二年)に「御成敗式目」(貞永式目)を制定した。これは日...
Taira no Tomomori
碇知盛——壇ノ浦に沈んだ平家の猛将、「見るべき程の事は見つ」の名言を遺した悲劇の武将
## 平家の猛将・知盛の生涯 仁平二年(一一五二年)、平清盛の四男として生まれた平知盛は、平家一門の中でも際立った武勇と知略を兼ね備えた名将として知られる。平家物語において知盛は、壮烈な最期を遂げる悲...
Shizuka Gozen
源義経の愛妾にして名高い白拍子——鶴岡八幡宮で義経への想いを舞った悲劇の女性
## 白拍子・静御前 静御前(しずかごぜん、生没年不詳・十二世紀後半)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての白拍子(しらびょうし)である。白拍子とは、男装して今様などを歌い舞う女性芸能者で、静の母...
Sasaki Dōyo
婆娑羅大名——南北朝の乱世に権威を笑い飛ばし、刀剣と茶と連歌に耽溺した室町文化の先駆者
## 婆娑羅とは何か 佐々木道誉(本名:佐々木高氏)は永仁四年(1296年)頃の生まれとされる近江の大名である。「婆娑羅」(ばさら)とは、南北朝期に流行した行動様式であり、既成の権威・礼法・秩序を意図...
Sakanoue no Tamuramaro
征夷大将軍・大納言
坂上田村麻呂(758-811)は平安時代初期の公卿・武官で、日本史上最も著名な征夷大将軍の一人である。桓武天皇・平城天皇・嵯峨天皇ら四代の天皇に仕え、東北の蝦夷制圧に大きな功績を残した。 延暦20年...
Hōjō Masako
尼将軍——鎌倉武家政権を守り抜いた、日本史上最強の女性政治家
## 尼将軍の誕生 保元二年(一一五七年)、伊豆国に生まれた北条政子は、源頼朝の正室にして鎌倉幕府の実質的な権力者として、日本史上最も影響力を持った女性のひとりである。父・北条時政は伊豆の豪族にすぎな...
Minamoto no Yoshinaka (Kiso Yoshinaka)
平家を都から追い落とした「旭将軍」——従兄弟・源頼朝と対立し粟津に散った悲劇の将
## 生涯 源義仲(木曽義仲)は久寿元年(一一五四年)、源義賢の子として生まれた。二歳の時、父・義賢が武蔵国大蔵館で従兄弟の源義平(源義朝の子)に討たれ、義仲は乳母子・中原兼遠に匿われて信濃国木曽谷で...