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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
120 entries
Takayanagi Matashirō
「音無しの剣」の異名を取った中西道場の剣豪
高柳又四郎(たかやなぎ またしろう、文化5年〈1808年〉生〜没年不詳)は、江戸時代後期の剣客。中西派一刀流の中西道場で研鑽を積み、相手の竹刀に一切触れさせず音も立てずに勝つ独自の剣風から「音無しの剣...
Shinagawa Yajirō
松下村塾門下・明治政府の内務大臣
品川弥二郎(1843-1900)は、長州藩出身の幕末志士・明治の政治家であり、吉田松陰の松下村塾で学んだ最年少クラスの門下生の一人である。倒幕・維新に貢献した後、明治政府の要職を歴任し、内務大臣・駐ド...
Tamiya Heibei
田宮流居合術の開祖・居合道の基礎を築いた剣客
田宮平兵衛(生没年不詳、17世紀前半-後半に活躍)は、「田宮流居合術」の開祖として知られる江戸時代の剣客であり、居合道(刀を鞘から瞬時に抜いて斬る技術体系)の発展に多大な貢献をした人物である。夢想神伝...
Gamō Ujisato
豊臣秀吉の直臣・会津91万石の大大名
蒲生氏郷(1556-1595)は、安土桃山時代を代表する大名であり、豊臣秀吉の腹心として奥州会津91万石を領した名将である。織田信長に娘婿として迎えられ、信長・秀吉の二代にわたって活躍した武将として、...
Hirayama Shikōzō
武芸十八般の達人・江戸後期に「武神」と崇められた兵学者
平山行蔵(1759-1828)は、江戸時代後期に活躍した幕臣・兵学者・武芸者であり、剣術・槍術・弓術・馬術など武芸十八般に秀でた「武芸の達人」として当時の武士社会に絶大な影響を与えた人物である。「武神...
Tokugawa Tsunayoshi
元禄の将軍——生類憐みの令で物議を醸した五代将軍、元禄文化の庇護者
## 元禄の文化的絶頂 正保三年(一六四六年)、江戸城に生まれた徳川綱吉は、江戸幕府第五代将軍として元禄という日本文化史上屈指の絢爛な時代を主宰した人物である。父・四代将軍家綱の薨去により延宝八年(一...
Sakakibara Kenkichi
撃剣興行の剣聖——明治に剣術を救った直心影流の最後の守護者
## 幕末最強の剣士 天保元年(一八三〇年)、江戸に生まれた榊原鍵吉は、直心影流(じきしんかげりゅう)の剣術家として幕末から明治にかけて最も卓越した実力者のひとりと目された剣豪である。直心影流は松本備...
Susukida Kanesuke
道明寺で討死した豊臣馬廻——講談「岩見重太郎」伝説と結びつけられた勇将
## 出自と前半生 薄田兼相(すすきだ かねすけ)は、生年不詳、前半生についてもほとんど記録が残っていない人物である。妹が堀田一継の妻であったことが記録に見える。豊臣秀吉の馬廻衆として3000石を領...
Ii Naosuke
幕末の大老・安政の大獄と桜田門外の変で歴史に刻まれた彦根藩主
井伊直弼(1815-1860)は、近江彦根藩(現在の滋賀県彦根市)の藩主であり、江戸幕府の大老として幕末の政局を動かした人物である。安政5年(1858年)に大老に就任し、日米修好通商条約に調印して開国...
Ikeda Mitsumasa
備前岡山藩主・陽明学を興した文武両道の名君
池田光政(1609-1682)は、備前岡山藩の藩主で、儒学(特に陽明学)の振興と藩政改革で名高い「名君」として知られる。陽明学者・熊沢蕃山を招聘し、日本における陽明学の普及に貢献した。また、庶民教育の...
Ōno Harufusa
大坂城主戦派の急先鋒——夏の陣で秀忠本陣に突入した豊臣譜代
## 出自 大野治房(おおの はるふさ)は、尾張国葉栗郡大野村の一族の出身で、父は大野定長(佐渡守)、母は淀殿の乳母であった大蔵卿局。兄に大野治長、弟に治胤・治純がいる。生没年はいずれも不詳である。...
Sanada Yukimasa
父・幸村と大坂城に散った嫡男——十代半ばで自刃した悲劇の若武者
## 出自 真田幸昌(さなだ ゆきまさ)は、通称の大助(だいすけ)としても知られ、真田信繁(幸村)の嫡男である。母は大谷吉継の娘・竹林院。生年には慶長5年(1600年)、慶長6年(1601年)、慶長...