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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
120 entries
Shimazu Toshihisa
島津四兄弟の三男——豊臣秀吉に最後まで抵抗し、義に殉じた薩摩の猛将
## 島津四兄弟の智将にして猛将 天文六年(一五三七年)、薩摩国に生まれた島津歳久は、義久・義弘・家久とともに「島津四兄弟」を構成する三男である。九州統一を目指した島津家の怒涛の進軍において、歳久は...
Date Masamune
独眼竜——奥州に覇を唱え、刀剣と美意識で天下を魅了した隻眼の英雄
## 独眼竜の誕生 永禄十年(一五六七年)、出羽国米沢城に生を受けた伊達政宗は、伊達家第十七代当主として奥州の覇権を確立し、「独眼竜」の異名とともに戦国史にその名を刻んだ不世出の名将である。幼少期に疱...
Senhime
徳川秀忠の娘にして豊臣秀頼の正室——大坂落城を生き延び再婚に幸を求めた将軍家の姫
## 将軍家に生まれた姫 千姫(一五九七〜一六六六)は、二代将軍となる徳川秀忠の長女として伏見に生まれた。母は浅井長政の三女・江であり、母方の祖母はお市の方、すなわち織田信長の妹にあたる。徳川・豊臣・...
Matsudaira Katamori
京都守護職・会津藩主・戊辰戦争の悲劇の将
松平容保(1835-1893)は、幕末の大名であり、会津藩(現在の福島県会津若松市)の第9代藩主として、京都守護職として幕末の京都の治安維持に任じた人物である。新選組を組織・統括した上位機関として知ら...
Tachibana Ginchiyo
立花道雪の一人娘にして史上唯一の確実な「女城督」——七歳で立花山城を継いだ筑前の女傑
## 鬼道雪の一人娘 立花誾千代(たちばなぎんちよ、永禄十二年・一五六九年〜慶長七年・一六〇二年)は、豊後大友氏の重臣・戸次鑑連(べっき あきつら、後の立花道雪)の一人娘として、筑前国(現在の福岡県)...
Kimura Shigenari
香を焚いて出陣した豊臣家の若武者
## 生涯 生年は定かでないが、豊臣秀頼の乳母の子として生まれ、秀頼とほぼ同年齢の乳兄弟であったとみられる木村重成は、幼少期より秀頼の小姓として仕え、元服後は豊臣家の重臣として重用された。父は木村重...
Chiba Sadakichi
北辰一刀流「桶町千葉」道場主・坂本龍馬の剣術の師
千葉定吉(ちば さだきち、寛政9年〈1797年〉頃〜明治12年〈1879年〉12月5日)は、江戸時代後期から明治初期にかけての剣術家。北辰一刀流を創始した千葉周作の弟で、江戸京橋桶町に道場を構えたこと...
Komatsuhime (Inahime)
本多忠勝の娘にして真田信之の正室——舅・真田昌幸の入城を武装して退けた剛毅の女性
## 徳川四天王・本多忠勝の娘 小松姫(こまつひめ、天正元年・一五七三年〜元和六年・一六二〇年)は、徳川四天王の一人・本多忠勝の長女として生まれた。稲姫(いなひめ)・小松殿とも呼ばれる。父・忠勝は「家...
Hosokawa Tadaoki
三斎——ガラシャの夫にして天下一の刀剣蒐集家、茶と剣と愛憎の乱世を生きた文武の大名
## 文武両道の大名 永禄六年(一五六三年)、細川藤孝(幽斎)の長男として生まれた細川忠興は、戦国時代における「文武両道」の理想を最も高いレベルで体現した大名のひとりである。茶号「三斎」として千利休・...
Mori Nagayoshi
鬼武蔵——戦場を疾走した最凶の猛将、蘭丸の兄にして戦国最後の狂騎士
## 鬼武蔵の誕生 永禄元年(一五五八年)、美濃国の豪将・森可成の次男として生まれ(長兄・可隆の戦死後に家督を継いだ)森長可は、その生涯を通じて「鬼武蔵」の異名の通りに生き、戦国時代最後の純粋な武人と...
Kunohe Masazane
秀吉の天下統一「最後の戦い」——九戸政実の乱の首魁
## 生涯 九戸政実(1536-1591)は陸奥国の南部氏一族・九戸氏の当主で、九戸城主。九戸氏は南部氏始祖・南部光行の六男・行連を祖とすると伝わる有力一族であった。 ## 九戸政実の乱 南部氏...
Ōishi Kuranosuke
赤穂浪士の総大将——忠臣蔵、四十七士を率いた武士道の象徴、江戸の義の刀
## 忠臣蔵の総大将 万治二年(一六五九年)、播磨国赤穂藩(現在の兵庫県赤穂市)の筆頭家老・大石良雄(よしお)、通称・内蔵助(くらのすけ)は、日本史上最も著名な武士道の実践者として歴史に名を刻んでいる...