※画像はイメージです。四天王寺宝物館
Shitennoji Temple Treasure Hall
概要
四天王寺は大阪市天王寺区に所在する日本最古の官寺のひとつであり、593年に聖徳太子が建立したと伝えられる。四天王寺には、太子ゆかりの刀剣として国内最重要級の2振が伝来する。国宝「丙子椒林剣」(刃長65.8cm)は飛鳥時代の切刃造の直刀で、腰元に篆書体の「丙子椒林」の4字が金象嵌で表されており、七星剣とともに聖徳太子の佩刀と伝わる。国宝「七星剣」(長さ62.1cm)は同じく飛鳥時代の剣であり、刀身に北斗七星を象った七つの星文が象嵌される独特の意匠で知られる。両剣とも飛鳥時代の大陸文化受容を示す国宝指定の名品であり、日本の刀剣史における最古級の遺品として極めて高い学術的価値を持つ。
両剣とも現在は東京国立博物館に寄託されている。訪問前に宝物館の展示スケジュールを公式サイトで確認することを強く推奨する。
宝物館は春季・秋季の名宝展などの会期中に開館し、寺に伝わる絵画・仏像・工芸品・古文書などを展示する。伽藍内の五重塔・金堂・講堂の拝観(有料)と組み合わせることで、飛鳥時代から現代に至る四天王寺の信仰と文化財の全体像を把握できる。
見どころ
- 国宝「丙子椒林剣」— 腰元に「丙子椒林」の4字を金象嵌した飛鳥時代の直刀、聖徳太子の佩刀と伝わる(東京国立博物館寄託)
- 国宝「七星剣」— 北斗七星を象った星文象嵌が際立つ飛鳥時代の剣(東京国立博物館寄託)
- 宝物館は名宝展などの会期中のみ開館 — 事前の展示スケジュール確認が必須
- 日本最古の官寺・四天王寺 — 593年聖徳太子創建の伽藍と1400年の仏教文化財
- 五重塔・金堂・講堂の拝観との組み合わせ — 飛鳥様式の伽藍配置を体感できる現役信仰の場
※開館時間・展示内容は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。