※画像はイメージです。建勲神社
Kenkun-jinja Shrine
概要
建勲神社(たけいさおじんじゃ、通称けんくんじんじゃ)は、京都市北区の船岡山(標高約112m)に鎮座する神社であり、織田信長公を主祭神として祀る。明治2年(1869年)に明治天皇から神社創立の宣下があり、明治3年(1870年)に「建勲」の神号を賜った。明治8年(1875年)に別格官幣社に列して船岡山に社地を賜り、明治13年(1880年)に社殿を造営、明治43年(1910年)に本殿以下を山麓から山上の現在地へ移建した。
主要所蔵刀剣
義元左文字(よしもとさもんじ)/ 宗三左文字 — 重要文化財に指定された南北朝時代の打刀(刃長67.0cm)。「織田尾張守信長 永禄三年五月十九日義元討捕 刻彼所持刀」の金象嵌銘が入れられた、天下取りの歴史を体現する刀剣である。三好政長→武田信虎→今川義元→織田信長→豊臣秀吉→豊臣秀頼→徳川家康と渡って徳川将軍家に伝わり、建勲神社創建時に徳川宗家から奉納された。現在は京都国立博物館に寄託されており、同博物館での特別展等に出展されることがある(常設展示ではない)。
薬研藤四郎(やげんとうしろう)写し — 織田信長が愛用したと伝わる鎌倉時代の名短刀・薬研藤四郎(銘 吉光)の奉納写し。刃長約25cmの粟田口藤四郎吉光作とされる本歌は現存不明だが、2018年に刀匠・藤安将平による再現刀が奉納された。当社の貴賓館で期間限定にて一般公開されることがある。
刀剣乱舞との縁・京都刀剣御朱印めぐり
建勲神社は「京都刀剣御朱印めぐり」の4社(建勲神社・粟田神社・藤森神社・豊国神社)のひとつとして刀剣ファンに広く親しまれており、義元左文字・薬研藤四郎をモチーフにした御朱印色紙や御朱印帳が授与されている。人気ゲーム「刀剣乱舞」にも薬研藤四郎が登場することから、刀剣乱舞ファンの聖地としても知られる。
見どころ・境内
船岡山の山頂に立地する本殿からは京都市内を見渡す眺望が広がる。明治政府の神社様式に基づくシンプルかつ格調ある社殿建築が、信長ゆかりの武人の気風と相まった独特の雰囲気を醸す。石段を登る参道は2ルートあり、正面大鳥居側(急な石段)と北参道から境内に入ることができる。
アクセス
境内参拝は常時自由(無料)。社務所・授与所受付時間は9:00〜17:00。京都市バス「建勲神社前」下車すぐの表参道(大鳥居)から急な石段を上る。石段を避ける場合は京都市バス「船岡山」下車、北参道を経て徒歩約8分。
見どころ
- 重要文化財「義元左文字(宗三左文字)」 — 桶狭間の戦いで信長が今川義元から奪取した天下取りの名刀。現在は京都国立博物館に寄託
- 薬研藤四郎の再現刀 — 信長愛用と伝わる粟田口吉光作の名短刀を刀匠・藤安将平が再現(2018年奉納)。期間限定で公開あり
- 京都刀剣御朱印めぐりの拠点 — 建勲・粟田・藤森・豊国4社巡りの一社。刀剣乱舞聖地としても著名
- 船岡山山頂の絶景 — 京都市内を一望できる高台に鎮座する、信長公の威光を体感できる武神の聖地
- 織田信長を祀る旧別格官幣社 — 明治天皇の宣下により創建され、信長と嫡子信忠を祀る
※開館時間・展示内容は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。