※画像はイメージです。香取神宮宝物館
Katori Jingū Treasure House
概要
香取神宮(かとりじんぐう)は、千葉県香取市に鎮座する武神・経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を祀る神社であり、茨城県の鹿島神宮とともに「鹿島・香取」として古来より武士・武道家から最高の崇敬を受けてきた神宮である。その宝物館には、武神の社にふさわしく、日本刀・甲冑・武具の優品が多数収蔵されている。
香取神宮が日本刀文化において特筆すべき存在である最大の理由は、「天真正伝香取神道流(てんしんしょうでんかとりしんとうりゅう)」との不可分の関係にある。同流は室町時代中期に飯篠長威斎家直(いいざさ ちょういさい いえなお)によって創始された、現存する最古の剣術流派のひとつであり、後の剣術諸流派の源流ともいわれる。香取神宮は同流派の総本山として機能し、歴代の奉納刀がここに集積されてきた。
宝物館には、剣聖として崇められた歴代の剣客が奉納した刀剣類をはじめ、神宮と縁の深い武将たちの奉納品が収蔵されている。なかでも古来より「国宝」または「重要文化財」に指定される刀剣・武具の数々は、武の神を奉ずる神宮の性格を如実に反映するものである。
利根川と水郷地帯に囲まれた深い森の中にそびえる荘厳な本殿と境内は、訪れる者に武の聖地としての格調を伝える。剣術の歴史と日本刀の奉納文化を同時に体感できる、千葉県を代表する刀剣関連の聖地である。
見どころ
- 天真正伝香取神道流の総本山 — 現存最古の剣術流派のひとつ、室町時代創始の剣術の聖地
- 武神「経津主大神」を祀る — 鹿島神宮と並ぶ武士・武道家最高の崇敬対象
- 歴代剣客・武将の奉納刀 — 剣聖飯篠長威斎ゆかりの刀剣をはじめとする奉納品コレクション
- 国宝・重要文化財の武具 — 神宮の武的性格を反映した刀剣・甲冑の優品群
- 荘厳な杉の森と本殿 — 樹齢数百年の巨杉に囲まれた武の聖地の神域
- 利根川・水郷地帯の自然 — 千葉・茨城の水郷地帯に広がる豊かな自然環境
※開館時間・展示内容は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。