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日本刀史に燦然と輝く名刀たちの物語をご紹介します
名将たちが愛した刀剣の物語
名城に秘められた刀剣文化の歴史
天下に名を轟かせた名工たちの業績
日本刀の知識を深める読み物
童子切安綱・鬼丸国綱・三日月宗近・大典太光世・数珠丸恒次の天下五剣を筆頭に、天下三名槍(蜻蛉切・日本号・御手杵)、そして正宗・村正・虎徹・長曽祢興里らが遺した歴史に名を刻む名刀377振りを詳説。各刀の作者・時代・逸話・現在の所蔵先まで網羅しました。
日本刀の中でも最高峰とされる五振りの名刀
日本の槍の最高峰とされる三振りの名槍
天下に名を轟かせた伝説の刀剣・槍
Dōjigiri Yasutsuna
伯耆安綱
童子切安綱(どうじきりやすつな)は、平安時代の名工・伯耆安綱(ほうきやすつな)が鍛えた太刀であり、「天下五剣(てんかごけん)」に数えられる国宝の名品である。天下五剣とは、日本刀の歴史において特に高い評…
Juzumaru Tsunetsugu
青江恒次
## 刀の概要 天下五剣の一振りにして、日蓮宗の開祖・日蓮上人の佩刀として知られる、他に類を見ない宗教的背景を持つ名太刀。刃長約83.9cm、反り約3.0cmという堂々たる太刀姿で、鎌倉時代初期の古太…
Onimaru Kunitsuna
粟田口国綱
## 刀の概要 天下五剣の一振りにして、鎌倉幕府の守護刀として北条得宗家の権威そのものを体現した太刀。刃長二尺五寸八分(約78.2cm)、反り約3.2cmと伝えられ、鎌倉時代初期の太刀としてはやや強い…
Mikazuki Munechika
三条宗近
## 刀の概要 天下五剣の筆頭にして、日本刀の美の極致と称される至高の名刀。刃長二尺六寸四分(約80.0cm)、反り九分(約2.7cm)、元幅九分五厘(約2.9cm)という堂々たる太刀姿でありながら、…
Ōdenta Mitsuyo
典太光世
## 刀の概要 天下五剣の一振りにして、五振りの中でも最も豪壮な体配を誇る迫力の名太刀。刃長二尺一寸七分(約65.8cm)と天下五剣の中ではやや短めであるが、身幅が広く重ねが厚い堂々たる造りは、手に取…
Otegine
五条義助
## 刀の概要 天下三名槍の一つに数えられながら、1945年の東京大空襲で焼失し現存しない悲劇の名槍。穂の長さは約138cm(四尺五寸六分)と天下三名槍の中でも蜻蛉切・日本号をはるかに凌ぐ規格外の大き…
Nihongō
無銘(大和金房派説など諸説あり)
## 刀の概要 天下三名槍の一つにして「日ノ本一の槍」と称される、日本の槍の最高峰に位置する名槍。穂の長さは約79.2cm(二尺六寸一分五厘)に及ぶ堂々たる大身槍で、天下三名槍の中でも最も長い穂を持つ…
Tonbokiri
藤原正真
## 刀の概要 天下三名槍の一つに数えられ、戦国時代最強の武将と名高い本多忠勝の愛槍として知られる伝説的な大笹穂槍。穂の長さは約43.7cm(一尺四寸)で、もとはさらに長かったが磨り上げられて現在の寸…
Hatchō Nembutsu Dango-zashi
伝・古備前助村(備中片山一文字行家とする説もある)
## 八丁念仏団子刺しの概要 八丁念仏団子刺し(はっちょうねんぶつだんござし)は、鎌倉時代の作と伝わる太刀で、雑賀衆(さいかしゅう)の将・鈴木孫市(雑賀孫市)の愛刀として名高い。作者は徳川ミュージアム…
Inaba-Gō
郷義弘
## 刀の概要 稲葉江は、日本刀史上最高の短刀・脇差の名工と称される郷義弘の最高傑作の一つであり、国宝に指定される至高の名品である。「稲葉」の名は、かつてこの刀を所持した稲葉重通(いなばしげみち、稲葉…
Ichimonji Sukezane's Tachi
一文字助真
一文字助真の太刀は鎌倉初期の備前一文字派を代表する国宝の太刀であり、徳川家康所持を経て日光東照宮に納められた(現在は東京国立博物館に寄託)。助真は鎌倉時代中期の備前国福岡一文字派を代表する名工であり、…
Gokekanemitsu
長船兼光(備前長船)
後家兼光(ごけかねみつ)は、南北朝時代に備前国(現・岡山県)長船で活躍した刀工・長船兼光による打刀で、重要文化財に指定されている。大磨上(おおすりあげ)により茎を大幅に短縮して無銘となっているが、長船…
Mōri Masamune
相州正宗(岡崎五郎入道正宗)
毛利正宗(もうりまさむね)は、戦国・江戸時代を通じて中国地方に覇を唱えた毛利氏に代々相伝されてきた相州正宗の短刀であり、享保名物帳に記載される正宗の短刀と伝わるが、現在の所蔵・指定についての確実な記録…
Aoki Kanemoto
関孫六兼元(美濃関)
青木兼元(あおきかねもと)は、室町時代に美濃国関(現・岐阜県関市)の名工・孫六兼元(関孫六)が鍛えた打刀で、重要美術品に認定されている。孫六兼元の作刀の中でも特に優秀な一振りと評され、天下三作(正宗・…
Azamaru
無銘(備前伝、作者諸説あり)
あざ丸(痣丸、脇指 無銘)は、平安時代末から鎌倉時代にかけて作られたとされる無銘の脇差で、愛知県指定有形文化財に指定されており、愛知県名古屋市の熱田神宮に所蔵・奉納されている。 刀身は刃長54.7c…
Aizen Kunitoshi
国俊(二字国俊)
## 愛染国俊の概要 愛染国俊(あいぜんくにとし)は、鎌倉時代後期の山城・来派の名工「二字国俊(にじくにとし)」が鍛えた短刀で、茎(なかご)に愛染明王の彫物が施されていることからこの号で呼ばれる。来派…
Ningen Mukotsu
和泉守兼定(二代・之定)
## 鬼武蔵の槍 人間無骨(にんげんむこつ)は、室町時代に作られた十文字槍で、織田信長・豊臣秀吉に仕えた武将、森長可(もりながよし)の愛槍として知られる。長可は森蘭丸の兄にあたり、その苛烈な戦いぶり…
Ko-Bizen Masatsune
古備前正恒
## 古備前正恒の概要——備前刀の創始的名工 古備前正恒(こびぜんまさつね)は平安時代後期(11世紀〜12世紀初頭)に備前国(現在の岡山県)で活躍した刀工であり、「古備前(こびぜん)」と呼ばれる平安時…
Taikogane Sadamune
相州貞宗
## 刀の概要 太鼓鐘貞宗(たいこがねさだむね)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて相模国(現・神奈川県)で活躍した名工・貞宗が鍛えたと伝えられる短刀(無銘)で、享保名物帳に「名物 太鼓鐘貞宗」とし…
Chokutō, Unsigned (known as Suiryūken)
無銘(作者不詳)
## 正倉院に伝来した奈良時代の直刀 日本刀が反りを持つようになるのは平安時代中期以降で、それ以前の上古刀は反りのない直刀であった。奈良時代の直刀は、正倉院宝物を除けば現存数がきわめて少ない。本作は…