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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
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Katakura Shigenaga
鬼の小十郎・片倉景綱の子、大坂の陣の鬼将
片倉重長(1584-1659)は、伊達政宗の参謀として名高い片倉景綱(小十郎)の嫡男。父景綱の死後、伊達家の重臣として活躍した。大坂の夏の陣(1615年)では、真田幸村の遺児・阿梅を保護して手厚く遇し...
Tsuruhime
大三島の海の巫女——瀬戸内海を守った女性武将、日本最強の女海賊大将
## 海の巫女の誕生 大永六年(一五二六年)頃、伊予国大三島(おおみしま)に生まれた鶴姫は、大山祇神社の大祝・大祝安用(越智安用)の娘として育ち、後に瀬戸内海の制海権をめぐる戦いで自ら甲冑を纏って出陣...
Natori Masazumi
正忍記の著者——江戸初期の忍術と剣術を融合させた武道理論家
## 正忍記の著者 寛永年間(一六二四年頃)に紀伊国に生まれたとされる名取正澄は、江戸時代初期の武道理論家・忍術家として知られ、延宝九年(一六八一年)に著した「正忍記」は、現存する忍術書の中で最も体系...
Akamatsu Norimura
赤松円心・南北朝動乱を生き抜いた播磨の梟雄
赤松則村(1277-1350)、出家後は円心と号した。播磨(現・兵庫県)を地盤とした守護大名の祖であり、南北朝動乱において変幻自在の政治的嗅覚で時代を渡り歩いた稀有な武将である。「円心」の法名は出家後...
Terazawa Hirotaka
唐津藩初代藩主、唐津12万石の大名にして島原の乱の遠因を作った外様大名
寺沢広高(1563-1633)は豊臣秀吉の奉行として頭角を現した武将で、特に朝鮮出兵時の外交交渉・兵站に辣腕を振るった。関ヶ原の戦いでは徳川家康の東軍に与し、戦功として天草を加増され、肥前唐津と合わせ...
Date Shigenari
伊達政宗の従兄弟・伊達四天王筆頭
伊達成実(1568-1646)は、伊達政宗の従兄弟であり、「伊達四天王」の筆頭として政宗の奥州制覇を支えた猛将である。「武功の鬼」と称されるほどの勇猛さと、「成実記」を著した知識人としての側面を併せ持...
Baba Nobuharu
武田四天王・不死身の鬼美濃
馬場信春(1515-1575)は武田信玄に仕えた武田四天王の一人であり、「鬼美濃(おにみの)」の異名で恐れられた猛将である。武田氏の滅亡まで主君への忠節を貫き、最期は武田勝頼の命を守るために殿軍(しん...
Satomi Yoshizane
安房里見氏初代——伝説と史実のはざまに立つ房総の開拓者
## 里見義実とは 里見義実(さとみ よしざね)は、室町時代後期の武将で、房総半島南部の安房国を治めた安房里見氏の初代当主とされる人物である。応永二十四年(一四一七年)に生まれ、長享二年(一四八八年)...
Yagyū Munefuyu
柳生新陰流継承者——将軍家綱・綱吉の剣術指南役
## 柳生宗冬とは 柳生宗冬(やぎゅう むねふゆ)は、江戸時代前期の剣術家・大名である。大和国柳生藩初代藩主にして将軍家兵法指南役を務めた剣豪・柳生宗矩の三男として生まれた。兄に柳生新陰流の高弟として...
Ashikaga Yoshimasa
東山殿——刀剣と茶と枯山水に生きた室町第八代将軍、応仁の乱の炎の中に美を見出した文化の守護者
## 政治の失敗と文化の開花 足利義政は永享八年(1436年)、室町幕府第六代将軍足利義教の子として生まれ、文安六年(1449年)に第八代将軍となった。義政の治世はしばしば「失政の連続」として評価され...
Asai Nagamasa
義を貫いた北近江の若き英主——お市の方の夫、信長との義絶と小谷城の悲劇
## 北近江の若き英主 天文十四年(一五四五年)、近江国(現在の滋賀県)を本拠とする浅井久政の嫡男として生まれた浅井長政は、若くして父から家督を継ぎ、北近江の覇者として頭角を現した俊英である。長政が家...
Sengoku Hidehisa
豊臣秀吉の小姓出身・七転び八起きの武将
仙石秀久(1552-1614)は豊臣秀吉の小姓出身から大名にまで出世し、幾多の挫折と復活を経た「七転び八起き」の波乱万丈な生涯を送った武将である。四国・九州・朝鮮における戦歴は多くの功績と失敗の両面を...