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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
24 entries
Serizawa Kamo
新選組初代筆頭局長——神道無念流の豪腕にして鉄扇を操る傑物、粛清によって散った新選組創設期の最高指導者
## 水戸浪士にして神道無念流の剣客 生年不詳の芹沢鴨は、水戸藩の郷士出身とされる。水戸藩は尊王攘夷思想の中心地であり、芹沢は水戸の攘夷運動に関わっていたとされる。剣術は神道無念流を修め、その腕前は高...
Yamaoka Tesshū
幕末三舟——江戸無血開城の立役者にして、剣と禅を極め「無刀流」を開創した最後の剣豪
## 剣豪大名の誕生 天保七年(一八三六年)、江戸本所に旗本の子として生まれた山岡鉄舟(鉄太郎)は、幕末三舟のひとり(勝海舟・高橋泥舟とともに)として、また一刀正伝無刀流の開祖として、剣と禅の両道を極...
Hijikata Toshizō
鬼の副長——鉄の規律で新選組を鍛え上げ、和泉守兼定とともに最後の武士として散った男
## 鬼の副長の誕生 天保六年(一八三五年)、武蔵国多摩郡石田村に生まれた土方歳三は、新選組副長として「鬼の副長」の異名で恐れられた幕末最強の剣客のひとりである。農家の末子として生まれながら、武士への...
Kawai Tsugeunosuke
越後長岡藩の至宝——ガトリング砲を導入した革命的な軍事改革者、北越戊辰戦争の悲劇的英雄
## 越後長岡の至宝 文政十年(一八二七年)、越後国長岡藩(現在の新潟県長岡市)の武士・河井代右衛門の子として生まれた河井継之助は、幕末維新期において最も個性的で革命的な武人のひとりである。長岡藩とい...
Chiba Sana
北辰一刀流小太刀免許皆伝の女剣士——坂本龍馬の婚約者と伝わる「千葉の鬼小町」
千葉佐那(本名・さな子、天保9年〈1838年〉-明治29年〈1896年〉)は、北辰一刀流「桶町千葉道場」を主宰した千葉定吉の娘として生まれた。父・定吉は、北辰一刀流の創始者として知られる兄・千葉周作の...
Nakazawa Koto
法神流を修めた男装の女剣士——新徴組唯一の女性隊士と伝わる幕末の武人
中沢琴(なかざわ こと、天保10年〈1839年〉頃-昭和2年〈1927年〉)は、上野国利根郡穴原村(現・群馬県沼田市利根町穴原)の出身で、剣術流派・法神流を修めた女剣士である。生年については確実な史料...
Inoue Genzaburo
新選組六番隊組長——試衛館以来の古参にして組織の屋台骨を支えた実直な幹部、鳥羽・伏見で壮烈な最期を遂げた
## 試衛館の古参剣士 文政十二年(一八二九年)生まれの井上源三郎は、近藤勇・土方歳三が率いた天然理心流道場・試衛館の古参門人の一人である。天保末期から嘉永・安政年間にかけて試衛館で剣術を磨き、近藤勇...
Saitō Yakurō
幕末江戸三大道場「練兵館」を興し、桂小五郎・高杉晋作ら維新の志士を育てた剣豪
## 出自と剣術修行 斎藤弥九郎(1798-1871)は、寛政10年(1798年)、越中国射水郡仏生寺村(現・富山県氷見市)の農家に生まれた。若くして江戸へ出奔し、旗本・能勢祐之丞のもとで奉公しなが...
Harada Sanosuke
新選組十番隊組長——十文字槍の名手にして剛勇の士、刀よりも槍で語られる新選組唯一の槍使い
## 槍の名手という異色の存在 天保十一年(一八四〇年)頃、伊予国(現・愛媛県)で生まれたとされる原田左之助は、新選組において極めて異色の存在であった。刀剣技術を中心とする剣士集団・新選組の中にあって...
Okita Sōji
新選組一番隊組長——天賦の剣才と三段突きの秘剣を持ちながら、桜のように儚く散った天才剣士
## 天才剣客の誕生 天保十三年(一八四二年)頃、武蔵国に生まれたとされる沖田総司は、新選組一番隊組長として隊内最強の剣士と謳われた天才剣客である。その生年には諸説あり、天保十五年(一八四四年)説もあ...
Sakamoto Ryōma
幕末の風雲児——刀と拳銃を併せ持ち、薩長同盟と大政奉還で日本の近代化を導いた志士
## 志士の誕生 天保六年(一八三六年)、土佐国高知城下に郷士の家に生まれた坂本龍馬は、薩長同盟の仲介と大政奉還の建白に決定的な役割を果たし、日本の近代化への道筋を切り拓いた幕末最大の志士である。龍馬...
Takahashi Deishū
「幕末の三舟」に数えられた槍術の達人、江戸無血開城を陰で支えた幕臣
高橋泥舟(たかはし でいしゅう、天保6年〈1835年〉-明治36年〈1903年〉)は、幕末から明治にかけての幕臣。槍術の達人として知られ、勝海舟・山岡鉄舟とともに「幕末の三舟」に数えられる。 ## ...