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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
134 entries
Tōdō Takatora
築城の名手・伊予今治藩初代藩主
藤堂高虎(1556-1630)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将であり、日本史上屈指の築城家として知られる人物である。近江国(現在の滋賀県)の土豪・藤堂虎高の子として生まれ、若年から...
Ban Naoyuki
大坂の陣で「夜討ちの大将」を名乗った豪傑——樫井で散った浪人大将
## 出自と諸家への仕官 塙直之(ばん なおゆき、1567年?-1615年)は、通称の塙団右衛門(ばん だんえもん)として知られる。出自については、織田家臣・塙直政の一族とする説、遠州横須賀衆の須田...
Konishi Yukinaga
キリシタン大名——朝鮮出兵の先鋒として渡海し、和平を求め続けた信仰と刀の人
## キリシタン大名の誕生 弘治元年(一五五五年)、堺の薬種商の家に生まれた小西行長は、豊臣秀吉に取り立てられて肥後国宇土城主にまで登りつめ、同時にキリシタン大名として洗礼名アウグスティヌスを持つ篤信...
Yagyū Jūbei
隻眼の剣豪——柳生新陰流の継承者にして謎多き天下一の剣客
## 謎に包まれた剣豪 慶長十二年(一六〇七年)、柳生宗矩の長男として江戸に生まれた柳生三厳(みつよし)、通称・十兵衛は、江戸時代を通じて最も伝説的な剣豪のひとりである。その生涯の大部分は謎に包まれて...
Itō Kashitarō
新選組参謀から御陵衛士盟主へ——理想に殉じた北辰一刀流の論客
伊東甲子太郎(いとう かしたろう、天保5年12月3日〈1835年1月1日〉〜慶応3年11月18日〈1867年12月13日〉)は、幕末の武士・剣客。新選組参謀兼文学師範を務めた後、同志と共に新選組を離脱...
Takayanagi Matashirō
「音無しの剣」の異名を取った中西道場の剣豪
高柳又四郎(たかやなぎ またしろう、文化5年〈1808年〉生〜没年不詳)は、江戸時代後期の剣客。中西派一刀流の中西道場で研鑽を積み、相手の竹刀に一切触れさせず音も立てずに勝つ独自の剣風から「音無しの剣...
Shinagawa Yajirō
松下村塾門下・明治政府の内務大臣
品川弥二郎(1843-1900)は、長州藩出身の幕末志士・明治の政治家であり、吉田松陰の松下村塾で学んだ最年少クラスの門下生の一人である。倒幕・維新に貢献した後、明治政府の要職を歴任し、内務大臣・駐ド...
Tamiya Heibei
田宮流居合術の開祖・居合道の基礎を築いた剣客
田宮平兵衛(生没年不詳、17世紀前半-後半に活躍)は、「田宮流居合術」の開祖として知られる江戸時代の剣客であり、居合道(刀を鞘から瞬時に抜いて斬る技術体系)の発展に多大な貢献をした人物である。夢想神伝...
Gamō Ujisato
豊臣秀吉の直臣・会津91万石の大大名
蒲生氏郷(1556-1595)は、安土桃山時代を代表する大名であり、豊臣秀吉の腹心として奥州会津91万石を領した名将である。織田信長に娘婿として迎えられ、信長・秀吉の二代にわたって活躍した武将として、...
Hirayama Shikōzō
武芸十八般の達人・江戸後期に「武神」と崇められた兵学者
平山行蔵(1759-1828)は、江戸時代後期に活躍した幕臣・兵学者・武芸者であり、剣術・槍術・弓術・馬術など武芸十八般に秀でた「武芸の達人」として当時の武士社会に絶大な影響を与えた人物である。「武神...
Tokugawa Tsunayoshi
元禄の将軍——生類憐みの令で物議を醸した五代将軍、元禄文化の庇護者
## 元禄の文化的絶頂 正保三年(一六四六年)、江戸城に生まれた徳川綱吉は、江戸幕府第五代将軍として元禄という日本文化史上屈指の絢爛な時代を主宰した人物である。父・四代将軍家綱の薨去により延宝八年(一...
Sakakibara Kenkichi
撃剣興行の剣聖——明治に剣術を救った直心影流の最後の守護者
## 幕末最強の剣士 天保元年(一八三〇年)、江戸に生まれた榊原鍵吉は、直心影流(じきしんかげりゅう)の剣術家として幕末から明治にかけて最も卓越した実力者のひとりと目された剣豪である。直心影流は松本備...