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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
239 entries
Mogami Yoshiaki
出羽の梟雄——策謀と勇猛を兼ね備え、関ヶ原で東軍を勝利に導いた羽州探題の後継者
## 出羽の覇者・最上義光 天文十五年(一五四六年)、出羽国山形に生まれた最上義光は、最上家第十一代当主として出羽国を統一し、五十七万石という東北随一の大名に成長した傑出した武将である。「出羽の梟雄」...
Ogasawara Nagahide
大塔合戦に大敗して守護職を失った信濃守護——『犬追物起源』を残した弓馬の家の当主
小笠原長秀(おがさわら ながひで、貞治5年〈1366年〉-応永31年〈1424年〉)は、室町時代の武将である。弓馬故実と礼法の家として知られる小笠原氏の当主であり、信濃守護を務めた。 ## 信濃守護...
Sanada Masayuki
表裏比興の者——徳川を二度破った稀代の謀将、真田家の真の礎
## 謀将の誕生 天文十六年(一五四七年)、信濃国小県郡に生まれた真田昌幸は、真田家の事実上の創始者として、また徳川家康を二度にわたって打ち破った稀代の謀将として、戦国史にその名を深く刻んだ人物である...
Takenaka Hanbei
豊臣秀吉の軍師・稲葉山城の乗っ取りで名を馳せた知将
## 生涯と出自 竹中半兵衛(たけなか はんべえ、本名は竹中重治〈しげはる〉、1544年〜1579年)は、美濃国の武将で、豊臣秀吉に仕えた稀代の軍師として名高い。黒田官兵衛(孝高)とともに「両兵衛」...
Katakura Shigenaga
鬼の小十郎・片倉景綱の子、大坂の陣の鬼将
片倉重長(1584-1659)は、伊達政宗の参謀として名高い片倉景綱(小十郎)の嫡男。父景綱の死後、伊達家の重臣として活躍した。大坂の夏の陣(1615年)では、真田幸村の遺児・阿梅を保護して手厚く遇し...
Tsuruhime
大三島の海の巫女——瀬戸内海を守った女性武将、日本最強の女海賊大将
## 海の巫女の誕生 大永六年(一五二六年)頃、伊予国大三島(おおみしま)に生まれた鶴姫は、大山祇神社の大祝・大祝安用(越智安用)の娘として育ち、後に瀬戸内海の制海権をめぐる戦いで自ら甲冑を纏って出陣...
Terazawa Hirotaka
唐津藩初代藩主、唐津12万石の大名にして島原の乱の遠因を作った外様大名
寺沢広高(1563-1633)は豊臣秀吉の奉行として頭角を現した武将で、特に朝鮮出兵時の外交交渉・兵站に辣腕を振るった。関ヶ原の戦いでは徳川家康の東軍に与し、戦功として天草を加増され、肥前唐津と合わせ...
Date Shigenari
伊達政宗の従兄弟・伊達四天王筆頭
伊達成実(1568-1646)は、伊達政宗の従兄弟であり、「伊達四天王」の筆頭として政宗の奥州制覇を支えた猛将である。「武功の鬼」と称されるほどの勇猛さと、「成実記」を著した知識人としての側面を併せ持...
Baba Nobuharu
武田四天王・不死身の鬼美濃
馬場信春(1515-1575)は武田信玄に仕えた武田四天王の一人であり、「鬼美濃(おにみの)」の異名で恐れられた猛将である。武田氏の滅亡まで主君への忠節を貫き、最期は武田勝頼の命を守るために殿軍(しん...
Satomi Yoshizane
安房里見氏初代——伝説と史実のはざまに立つ房総の開拓者
## 里見義実とは 里見義実(さとみ よしざね)は、室町時代後期の武将で、房総半島南部の安房国を治めた安房里見氏の初代当主とされる人物である。応永二十四年(一四一七年)に生まれ、長享二年(一四八八年)...
Ashikaga Yoshimasa
東山殿——刀剣と茶と枯山水に生きた室町第八代将軍、応仁の乱の炎の中に美を見出した文化の守護者
## 政治の失敗と文化の開花 足利義政は永享八年(1436年)、室町幕府第六代将軍足利義教の子として生まれ、文安六年(1449年)に第八代将軍となった。義政の治世はしばしば「失政の連続」として評価され...
Asai Nagamasa
義を貫いた北近江の若き英主——お市の方の夫、信長との義絶と小谷城の悲劇
## 北近江の若き英主 天文十四年(一五四五年)、近江国(現在の滋賀県)を本拠とする浅井久政の嫡男として生まれた浅井長政は、若くして父から家督を継ぎ、北近江の覇者として頭角を現した俊英である。長政が家...