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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
239 entries
Sanada Yukimura
日本一の兵——大坂の陣で徳川家康を追い詰め、武士の矜持を後世に示した不屈の闘将
## 真田幸村の誕生 永禄十年(一五六七年)、信濃国に生まれた真田信繁(幸村)は、大坂の陣における壮絶な戦いぶりから「日本一の兵(つわもの)」と称された不世出の戦国武将である。父・真田昌幸は表裏比興の...
Ōtomo Yoshimune
豊後大友家最後の当主——朝鮮出兵での撤退と改易を経た悲劇の大名
## 大友宗麟の嫡男として受け継いだ重責 永禄元年(一五五八年)、大友宗麟の嫡男として生まれた大友義統は、豊後国(現・大分県)に本拠を置く大友氏の最後の大名となった武将。父・宗麟が九州最大の大名とし...
Kitabatake Tomonori
伊勢の剣豪大名・塚原卜伝の秘剣を継ぐ者
## 生涯と出自 北畠具教(きたばたけ とものり)は大永8年(1528年)、伊勢国の公家大名・北畠晴具の嫡男として生まれた。北畠氏は南北朝時代に後醍醐天皇を支えた北畠親房・顕家父子の末裔であり、伊勢...
Saito Yoshitatsu
美濃の大名・父・道三を討った反骨の将
## 生涯と出自 斎藤義龍(さいとう よしたつ)は享禄2年(1529年)、美濃国の戦国大名・斎藤道三の嫡男として生まれた。幼名は斎藤高政と称し、後に室町幕府13代将軍・足利義輝の偏諱を受けて「義龍」...
Nanbu Nobunao
奥羽の覇者・南部氏を継いだ戦国大名——徳川家康の天下統一を支えた陸奥の実力者
## 奥羽の大族・南部氏を継承した武将 天文十五年(一五四六年)に生まれた南部信直は、陸奥国・出羽国に広大な勢力を誇った南部氏の当主。本家の南部晴政に後継がないことから、傍流・田子家から本家を相続し...
Fūma Kotarō
後北条氏に仕えた忍び頭領・関東最強の乱波
風魔小太郎(生年不詳-1603)は、後北条氏(小田原北条氏)に仕えた忍び(乱波)の頭領。「風魔小太郎」は代々受け継がれる名跡とも伝わるが、最も著名な五代目は武田・上杉との戦いで縦横無尽の活躍をみせた。...
Oniwa Yoshinao
人取橋に散った伊達家の老将——政宗を逃がした「鬼庭左月斎」
## 生涯 鬼庭良直(1513-1585)は伊達郡小屋館城主・鬼庭元実の子として生まれ、伊達氏の家臣として仕えた。1564年に伊達輝宗が家督を継ぐと評定役に抜擢され、天正3年(1575年)に嫡男・綱...
Mashita Nagamori
豊臣政権の五奉行——大和郡山20万石を領し、蔵入地を差配した実務官僚
## 出自と台頭 増田長盛(1545-1615)は、豊臣秀吉に仕えた吏僚である。出自は尾張国とも近江国ともいわれ、はっきりしない。秀吉の家臣として早くから仕え、算勘の才と実務能力によって取り立てられ...
Tanegashima Tokitaka
日本に初めて鉄砲をもたらした種子島の島主——南海の孤島から戦国の戦術を変えた知将
種子島時堯は享禄元年(1528年)、大隅国種子島(現在の鹿児島県種子島)の領主・種子島恵時の子として生まれ、種子島氏第14代当主となった。天文12年(1543年)、種子島南端の門倉岬にポルトガル人を乗...
Baba Nobufusa
武田三代に仕え「不死身の鬼美濃」と謳われた老将——長篠に散った武田四天王の一人
馬場信房(信春)は永正11年(1514年)頃、甲斐国に生まれたとされる武田氏の重臣である。武田信虎・信玄・勝頼と武田家三代にわたって仕え、数多くの合戦に参陣しながら一度も傷を負わなかったという逸話から...
Ono Tadaaki
小金原の決闘を制し一刀流の正統を継いだ剣豪——徳川将軍家剣術指南役
小野忠明は永禄8年(1565年)、安房国御子神(現在の千葉県南房総市周辺)に生まれた。幼名を御子神典膳といい、若くして剣の道を志し、一刀流の開祖・伊東一刀斎景久に入門してその高弟となった。一刀斎は生涯...
Makabe Ujimoto
剛勇で知られた常陸の豪傑——「鬼真壁」と恐れられた佐竹家の勇将
真壁氏幹は天文19年(1550年)、常陸国真壁郡(現在の茨城県桜川市)に生まれた戦国武将である。真壁城主・真壁久幹の子として、佐竹氏の重臣を代々務める真壁氏の家督を継いだ。父・久幹もまた「鬼真壁」の異...