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日本刀の知識と文化をお届けします
元治元年(1864年)の明保野亭事件を刀剣の観点から解説する。実際に人物を負傷させたのは新選組ではなく会津藩士・柴司で、得物も刀ではなく槍であった。誤認から生じた土佐藩との緊張は、柴司と麻田時太郎双方の切腹によって収束した。
大政奉還後も続いた倒幕派の攪乱工作と、幕府方による三田薩摩藩邸焼き討ち。鳥羽・伏見の戦いへとつながる江戸最後の市街戦を振り返る。
元治元年(1864年)、禁門の変で朝敵となった長州藩内では俗論派が実権を握り、三家老切腹・四参謀斬首・野山獄での甲子殉難十一烈士処刑という粛清が続いた。切腹と斬首を分けた作法、そこに用いられた刀剣を通じて藩内闘争の実相を読み解く。
戊辰戦争の激戦地・白河口の戦いを刀剣の視点から解説。奥州街道の要衝をめぐる数か月にわたる攻防と、銃砲時代の白兵戦の実態を紹介する。
戊辰戦争北関東の激戦・宇都宮城の戦いを刀剣の視点から解説。土方歳三ら旧幕府方の攻防と、銃砲時代への転換期における帯刀の実態を紹介する。
奥羽越列藩同盟を離脱し新政府側についた久保田藩が、周囲の同盟諸藩から攻撃を受けた秋田戦争の経緯と、当時の武士が帯びた刀剣の実態を解説する。
年貢半減を掲げて新政府軍の先鋒を務めた赤報隊が、方針転換により偽官軍として処刑された事件の経緯と、草莽隊の武具の実態を解説する。
幕府公認の治安組織・見廻組の成立と帯刀事情を解説。新選組との身分的違いや、坂本龍馬暗殺事件(近江屋事件)への関わりをめぐる諸説を紹介する。
慶応2年、伏見の寺田屋で坂本龍馬が襲撃された事件を、拳銃・槍・刀という当時の武装の実態から読み解く。
江戸期に隆盛した数百の剣術流派は、同じ日本刀を用いながらも構え・間合い・稽古体系に独自の色を持っていた。代表的な流派と刀への向き合い方を見ていく。
大和五派の一角を占める尻懸派の成立、実質的な祖とされる則長の代表作、「尻懸肌」と呼ばれる独特の地鉄と刃文の特徴を解説する。
戦国から江戸初期にかけて、主君が武功のあった家臣に刀剣を与えた「論功行賞」の慣習を、国宝「圧切長谷部」「大般若長光」の由緒から読み解く。
刀身の寸法測定と評価——刃長・反り・重さから質を見分ける
新刀期の刀工系統と地域分布——江戸体制下で再編成された流派と工房立地
軍記物語は刀剣史料になるか——平家物語・太平記の太刀描写と実物のずれ
二字銘と長銘——銘の形式・位置・磨上げで変わる銘の読み方
焼き幅と焼き出しの見方——刃文の設計を読み解く鑑賞の入口