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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
76 entries
Kono Michiari
伊予水軍の将・元寇の英雄
## 生涯と出自 河野通有(かわの みちあり)は鎌倉時代中期から後期にかけて活躍した伊予国の武将で、鎌倉幕府御家人・河野氏の当主である。建長2年(1250年)頃の生まれとされ、承久の乱で大きく勢力を...
Ashikaga Takauji
室町幕府初代将軍・南北朝時代の創始者
足利尊氏(1305-1358)は室町幕府の初代将軍であり、鎌倉幕府を倒して後醍醐天皇の建武新政権を樹立する一方で、最終的には天皇に反旗を翻して武家政権を再建した稀有な歴史的人物である。その行動はしばし...
Watanabe Tsuna
源頼光四天王の随一——鬼の腕を斬り落とした伝説の剣士が持つ名刀・髭切の物語
## 源頼光四天王の筆頭 天暦七年(九五三年)に生まれた渡辺綱は、源頼光(みなもとのよりみつ)に仕えた武将の中で最も武勇に秀でた人物として、「頼光四天王」の筆頭に位置付けられる伝説の武士である。卜部季...
Imagawa Ryōshun
九州探題・文武両道の詩歌の名手
今川了俊(1326-1420)は南北朝時代から室町時代初期にかけて活躍した武将・歌人であり、幕府の九州探題として南朝勢力を平定する一方、和歌・連歌においても第一級の文化人として日本文学史に名を刻んだ稀...
Kikuchi Takemitsu
南朝の忠臣・九州南朝方の総大将
菊池武光(1319-1373)は南北朝時代における南朝方(後醍醐天皇・後村上天皇方)の九州における最大の忠臣であり、肥後菊池氏の当主として北朝・足利方の大軍に対して長年にわたって抵抗し続けた気骨の武将...
Minamoto no Mitsunaka
摂津源氏の祖・武家源氏繁栄の礎
源満仲(912-997)は平安時代中期の武将であり、摂津源氏の祖として後世の武家源氏全体の礎を築いた人物である。満仲は「多田満仲」とも呼ばれ、摂津国多田(現在の兵庫県川西市)を本拠として武門の権威を確...
Hōjō Tokimune
蒙古襲来を退けた若き執権——鎌倉武士の魂を刀に宿し、国難を二度乗り越えた不屈の指導者
## 国難に立ち向かった若き執権 建長三年(一二五一年)、鎌倉幕府第五代執権・北条時頼の子として生まれた北条時宗は、弱冠十八歳で第八代執権に就任し、日本史上最大の外圧であるモンゴル帝国の侵攻を二度にわ...
Hatakeyama Shigetada
武蔵の麒麟児——清廉潔白の坂東武者、一ノ谷で馬を担いだ武勇の名将
## 武蔵の麒麟児・重忠の誕生 長寛二年(一一六四年)、武蔵国男衾郡菅谷(現在の埼玉県嵐山町)の豪族・畠山重能の子として生まれた畠山重忠は、鎌倉幕府成立期において最も清廉潔白で武勇に優れた武将のひとり...
Wada Yoshimori
鎌倉幕府初代侍所別当・武家政治の礎を築いた頼朝の重臣
和田義盛(1147-1213)は相模国の武将で三浦氏の一族。源頼朝の挙兵当初から従い、鎌倉幕府創設において侍所の初代別当(長官)に任じられた。侍所は御家人の統括・管理を担う幕府の重要機関であり、義盛は...
Fujiwara no Hidesato
俵藤太——百足を射た弓の達人、毛抜形太刀の使い手にして平将門を討った東国の英雄
## 俵藤太の誕生と東国の英雄 平安時代中期、下野国(現在の栃木県)を拠点とした藤原秀郷は「俵藤太(たわらのとうた)」の通称で広く知られる武人であった。藤原氏の北家の系統に属しながらも、都の貴族文化と...
Minamoto no Tametomo
保元の乱の強弓武者・弓の達人
源為朝(1139-1170)は、平安時代末期を代表する猛将であり、類稀な弓術の達人として日本史に名を刻んだ武将である。源為義の八男として生まれ、若年のうちから荒々しい気性と並外れた武勇を示した。父に追...
Kitabatake Akiie
冬の将軍——十代で陸奥を統べ、二度の大遠征で鎌倉幕府残党を打ち砕いた南朝最後の光芒
## 神童・顕家の誕生と陸奥下向 北畠顕家は文保二年(1318年)、公卿・北畠親房の長男として生まれた。幼少より文武両道に秀でた神童として知られ、和歌・漢詩・管弦に通じる一方、武芸においても並外れた才...