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名将たちが愛した刀剣とその物語
名城に秘められた刀剣文化の物語
歴史に名を刻んだ名刀たち
61 entries
Kiso Yoshinaka
朝日将軍——義仲の旭日が輝いた瞬間と、木曾の山岳武者が平家を滅ぼしかけた壮烈な生涯
## 木曾の山中に育った源氏の子 木曾義仲は久寿元年(1154年)、源義賢の子として生まれた。幼少期に父を失い、木曾(現在の長野県木曽郡)の中原兼遠のもとで養育された義仲は、信濃の山岳地帯で逞しく成長...
Minamoto no Sanetomo
鎌倉幕府第3代将軍・歌人
源実朝(1192-1219)は鎌倉幕府の第3代将軍であり、卓越した歌人としても名を馳せた稀代の武将である。源頼朝の次男として生まれ、わずか12歳で将軍職に就いた。実朝は武家政権のトップに立ちながらも、...
Kajiwara Kagetoki
讒言の武士——源頼朝股肱の臣にして義経失脚の黒幕
## 生涯 梶原景時(生年不詳-1200)は相模国出身の武将で、1180年の石橋山の戦いでは当初平家方として源頼朝を追い詰めながら、敗走した頼朝を見逃して命を救ったと伝わる。翌年頼朝に臣従して以降、...
Minamoto no Yorimasa
鵺退治の弓取り——怪物を射た名弓手にして平家打倒の火蓋を切った老武者・歌人
## 鵺退治の英雄 長治元年(一一〇四年)、源頼政は代々弓矢の家として知られる源氏の中でも特に弓術に秀でた武将として生を受けた。近衛天皇の御世、夜ごと御所に怪しい声が響き、天皇が病に臥せるという事件が...
Musashibō Benkei
立往生の豪僧——千本の太刀を蒐集した怪力の僧兵にして、日本史上最も忠義な家臣
## 弁慶の出自 武蔵坊弁慶は、源義経の最も忠実な家臣として、日本史上最も有名な僧兵である。その出自については諸説あるが、熊野別当の子として生まれ、幼少期から常人離れした巨体と怪力の持ち主であったと伝...
Kusunoki Masashige
大楠公——後醍醐天皇に最後まで忠義を尽くし、七生報国の誓いとともに散った忠臣の鑑
## 楠木正成の誕生 永仁二年(一二九四年)、河内国に生まれた楠木正成は、後醍醐天皇に最後まで忠義を尽くした南朝の忠臣として、日本史における忠誠の象徴とされる人物である。その軍事的才覚と不屈の忠義心は...
Nitta Yoshisada
海に黄金の太刀を投じた義将——鎌倉幕府を滅ぼした源氏の末裔、稲村ヶ崎の奇跡
## 源氏の末裔、立つ 正安三年(一三〇一年)、上野国(現・群馬県)に生まれた新田義貞は、源義国を祖先とする源氏の末裔である。鎌倉幕府末期、後醍醐天皇の倒幕運動に呼応した義貞は元弘三年(一三三三年)、...
Ashikaga Tadafuyu
南北朝・足利尊氏庶子・九州探題
## 出生と幼少期 足利直冬(あしかが ただふゆ)は南北朝時代の武将で、室町幕府初代将軍・足利尊氏の庶子である。生年は嘉暦2年(1327年)とする説が有力で、母は越前局と呼ばれた側室とされる。『太平...
Hosokawa Yoriyuki
足利幕府を救った管領——南北朝動乱期の幕府を安定させた室町の大立者
## 足利幕府を支えた智将 延元四年(一三二九年)生まれの細川頼之は、足利義詮・義満の二代にわたって管領を務め、南北朝の動乱によって危機に瀕した足利幕府を安定軌道に乗せた室町初期最大の政治家である。...
Minamoto no Yorimitsu
酒呑童子を討ちた鬼人斬り——平安武門の頂点に立ち、頼光四天王と鬼退治の伝説を築いた武将
## 平安の鬼人斬り 天暦二年(九四八年)、摂津源氏の祖・源満仲の長男として生まれた源頼光は、摂津国多田(現在の兵庫県川西市)を本拠に平安中期の武門を代表する人物となった。摂津・丹波・土佐・伊予の守護...
Kusunoki Masatsura
小楠公——父の遺訓を胸に四條畷に散った南朝最後の忠臣
## 小楠公の誕生と父の薫陶 嘉暦元年(一三二六年)頃、楠木正成の嫡男として生まれた楠木正行は、「小楠公」の名で後世に語り継がれる南朝の忠臣である。父・正成は後醍醐天皇に忠誠を尽くした「大楠公」として...
Hōjō Yoshitoki
鎌倉幕府第2代執権
北条義時(1163-1224)は、鎌倉幕府の第2代執権として北条氏の権力基盤を確立した武将である。源頼朝の義弟として挙兵から頼朝に仕え、幕府創設において重要な役割を果たした。頼朝没後は、父・北条時政と...