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日本刀の知識と文化をお届けします
幕末動乱期(1850〜1868年)に活躍した志士・武士たちが愛用した刀剣と、その歴史的背景を解説する。坂本龍馬の陸奥守吉行、近藤勇の長曽祢虎徹、西郷隆盛の刀への姿勢など、人物と刀の関係から激動の時代を読み解く。
江戸時代、鍔・目貫・縁頭などの刀装具(小道具・こどうぐ)は美術品として独立したコレクションの対象となった。大名・富商・文人が熱中した刀装具数寄文化の実態、主要な流派と現代市場での評価を解説する。
江戸時代の武士は刀をどのように帯び、どのような場面で抜き、どう扱ったのか。武家礼法における「刀の作法」は、実用的なルールを超えた精神的意味を持っていた。当時の礼法書・武家法度を元に、刀をめぐる武士のコードを解説する。
日本刀の刃紋(はもん)の美しさを決定づける「沸(にえ)」と「匂(におい)」は、焼き入れ(熱処理)によって生まれる鋼の微細な結晶構造の違いだ。この二つの違い、形成メカニズム、鑑賞の仕方を、冶金学的な観点も交えて解説する。
居合道・剣道・抜刀道の稽古で使われる刀剣は、真剣(本物の日本刀)から居合刀(合金製の鈍刀)まで様々な種類がある。各種類の特徴・法的位置づけ・選び方・価格帯を、武道入門者に向けて徹底解説する。
日本刀の刀身に現れる「地鉄(じがね)」の肌模様——木目・板目・杢目・大板目・綾杉肌——は、折り返し鍛錬の過程で形成される。それぞれの肌模様がなぜ生まれるのか、どう鑑賞するかを冶金学と伝統鑑定の両面から解説する。
廃刀令(1876年)後も軍用刀剣の需要は続き、明治・大正・昭和期には大量の軍刀が製造された。工場制機械生産による「量産軍刀」と伝統刀工が手がけた「手打ち軍刀(昭和刀)」、その違いと戦後処理の実態を解説する。
現代の刀工には複数の認定・段位制度がある。新作名刀展の「無鑑査(むかんさ)」資格、文化庁の「重要無形文化財保持者(人間国宝)」認定、そして NBTHK 審査の仕組みを、刀剣コレクターが知るべき視点で解説する。
日本刀の茎(なかご・柄に収まる部分)は、刀の「履歴書」だ。鑢目(やすりめ)の種類・目釘穴の数・銘(めい)の内容・錆の色——これらを読み解くことで、刀の製作時期・産地・後世の改造履歴までわかる。上級者向けの茎読解法を解説する。
増加する外国人コレクター・バイヤーへの対応に、日本刀業界の多くが後れを取っている。英語対応の商品説明・輸出手続きの代行・NBTHK証明書の国際通用性まで、インバウンド対応の実践的チェックリストをまとめた。
円安が進行し海外コレクターの購買力が増す中、日本刀の市場価格はどう動いているか。古刀・新刀・現代刀の価格帯別動向、NBTHK鑑定書の有無による価格差、そして投資対象としての可能性まで、最新データを元に詳述する。
日本刀の修復には研師・鞘師・金工師など複数の職人が関わる。誰に何を頼めばよいか、費用の目安、納期、そして修復の優先順位をどう判断するか——コレクター・刀剣商の双方に役立つ実務ガイドをまとめた。