※画像はイメージです。最上義光歴史館
Mogami Yoshiaki History Museum
概要
最上義光歴史館は、山形県山形市大手町、霞城公園(山形城跡)近くの公園通り沿いにある歴史資料館である。山形藩の礎を築いた戦国大名・最上義光にまつわる資料を中心に収集・展示しており、甲冑・刀剣・古文書・絵画など最上家ゆかりの貴重な史料を保存する拠点となっている。山形城の旧三の丸にあたる大手町に位置し、霞城公園を訪れる観光客が城跡散策とあわせて立ち寄る立地にもなっている。
コレクション
中心的な収蔵品の一つが「最上義光公所用三十八間金覆輪兜」であり、義光が慶長5年(1600)の長谷堂合戦で着用したと伝わる兜である。このほか義光所用と伝わる甲冑や指揮棒などの遺品、合戦当時の様子を描いた「長谷堂合戦図屏風」、山形城本丸に伝わるふすま絵など、絵画・調度品類もあわせて幅広く収蔵している。刀剣・甲冑を中心に、最上家57万石時代の武家文化を伝える史料が体系的に揃っている点が特徴である。
展示
常設展示に加え、刀剣・甲冑を主題としたコーナー展示を随時開催しており、出羽国(現・山形県)ゆかりの刀工や現代の刀匠の作を紹介する企画展が組まれることもある。2026年4月2日から7月5日にかけては「鐵の美 2026 ~『出羽の三名人』と現代の匠~」と題したコーナー展示が行われるなど、地域の刀剣文化を継続的に発信している。展示替えにあわせて収蔵資料が入れ替わるため、時期によって異なる史料と出会える構成になっている。
アクセス
月曜休館(国民の祝日と重なる場合は開館し、それ以降の平日を休館とする)、展示替え期間・年末年始も休館する。入館料は平成21年(2009)4月より無料化されている。大手町・霞城公園・桜町の各駐車場が利用でき、山形市中心部からアクセスしやすい立地にある。
地域文化
最上義光は出羽国山形を治めた戦国大名であり、伊達政宗の伯父にあたる人物としても知られる。関ヶ原の戦いと連動した東北最大級の合戦「長谷堂合戦」で上杉軍の侵攻を退けた功績で知られ、山形城下町の基盤を築いた人物として、今も山形の地域史・武家文化を象徴する存在である。
見どころ
- 最上義光公所用三十八間金覆輪兜 ── 慶長5年(1600)長谷堂合戦で着用と伝わる兜。最上家ゆかりの甲冑・刀剣類とあわせて常設展示
- 長谷堂合戦図屏風 ── 東北最大級ともいわれる長谷堂合戦を描いた合戦図屏風。山形城本丸伝来のふすま絵とあわせ、最上家の歴史を伝える
- 刀剣・甲冑をテーマにした企画展 ── 出羽国ゆかりの刀工と現代刀匠の作を紹介するコーナー展示を随時開催
- 入館無料 ── 平成21年(2009)4月より入館料無料化、霞城公園散策とあわせて気軽に立ち寄れる立地
※開館時間・展示内容は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。