新着情報 — 最新の入荷情報はカタログをご確認ください。 商品を見る →
日本刀の知識と文化をお届けします
「磨上げ(すりあげ)」は長い太刀を短い打刀に改造するために茎(なかご)を切り詰め刀身を短縮する工程で、室町〜江戸初期に大規模に行われた。完全磨上げ・大磨上げ・小磨上げの区分、銘(めい)の処置(折れ返し銘・極め)、磨上げ後の茎形状の特徴、価値への影響、そして後代の不正磨上げとの見分け方を解説する。
平安・鎌倉時代を中心とする古刀期の太刀製作について、玉鋼の選別から鍛錬、焼入れ、研磨、拵え製作までの全工程を専門家が詳解する。
日本刀の売却査定で価格を左右する主要因を解説する。鑑定書ランク・刀工評価・コンディション・拵えの有無・来歴・市場動向・査定業者の選び方まで、高く売るための実務的な知識を体系的にまとめる。
応仁の乱(1467〜1477年)は日本刀産業の地理的・経済的構造を根本から変えた。備前長船の苦境と美濃刀の台頭、数打ち物経済の成立を産業史の視点で分析。
備州長船盛光(びしゅうおさふねもりみつ)は室町時代前期・応永年間(1394〜1427)に活躍した備前長船派の刀工で、同時代の康光(やすみつ)と並び「応永備前の双璧」と称される。鎌倉備前の伝統を継承しながら室町の新様式を加味した端正な刀は、現在も重要文化財・国宝級作品として高く評価される。本稿では盛光の技術・時代背景・代表作を詳説する。
来国光(らいくにみつ)は鎌倉時代末期〜南北朝期(14世紀前半)に活躍した山城来派の刀工で、来派最高峰の名工として評価される。国宝・重要文化財を複数持ち、来国俊(らいくにとし)と並ぶ来派双璧として位置づけられる。清澄な直刃と潤いある地鉄を特徴とする作品は今日も世界最高峰の日本刀として研究・収集される。本稿では来国光の生涯・作刀・代表作・評価を詳説する。
戦国時代の合戦において太刀・打刀・脇差はどのように使い分けられたか。組打ち・城内戦・追撃など場面別の実態を一次史料をもとに解説。
相州伝(鎌倉)と備前伝(岡山・長船)は日本刀を代表する二大流派であり、地鉄・刃文・形姿において対照的な美学を持つ。両伝の特徴・代表刀工・鑑定ポイント・収集価値の違いを徹底的に比較し、日本刀鑑定の核心に迫る。
水心子正秀(すいしんしまさひで)は江戸後期に活躍した刀工・刀剣理論家で、「新々刀復古運動(しんしんとうふっこうんどう)」の父とされる。著書『刀剣実用論』等で古刀の美学を体系化し、多数の弟子を育てて幕末日本刀の発展を主導した。本稿では正秀の生涯・理論・作刀・門弟を詳説する。
徳川家康は単なる政治指導者ではなく、日本刀政策の立案者でもあった。刀工の江戸招聘・本阿弥家の起用・天下御物の収集が形成した江戸刀剣秩序を解析する。
刀剣乱舞で有名になった実在の名刀——三日月宗近・鶴丸国永・山姥切国広・燭台切光忠などの来歴・現所在・実物鑑賞のポイントを専門家が解説。
土屋安親(つちややすちか)は江戸中期に活躍した装剣金工師であり、横谷宗珉・奈良利寿と並ぶ「江戸三名工」の一人。「安親の竜」と称される龍彫を頂点とする多彩な高彫・色絵作品は、刀装具芸術の至高とされる。本稿では安親の生涯・技法・代表作・評価を詳説する。