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日本刀の知識と文化をお届けします
昭和期の人間国宝・月山貞一二代目(1907〜1995)の作刀技術を詳解。大阪の月山派が誇る「綾杉肌(あやすぎはだ)」の特徴と製作技法、江戸時代の月山初代から続く技術系譜、代表作の鑑賞ポイントを解説する。
軍配(ぐんばい)とは何か。意味・語源・正しい読み方から、戦国武将が指揮に用いた実際の使い方、相撲の行司の軍配と「軍配を上げる」という言葉の由来、采配・鉄扇との違い、現代での所持規制までを解説する。
平安時代(794〜1185年)における公家(貴族)と武士(もののふ)の刀剣観の違いを詳解。儀礼・装飾目的の「太刀拵え」と実戦向け刀剣の分岐、宮廷での刀の意味、平安末期の武士台頭と刀の実用化を考察する。
2010年代以降の日本刀ブームを引き起こした複合要因を分析。ゲーム「刀剣乱舞」による若年・女性層の開拓、政府の観光立国政策、円安によるインバウンド需要、SNSによる拡散効果など、現代の刀剣文化復興の構造を解説する。
日本刀の造り込み(断面形状)の中で最もシンプルな「平造り(ひらづくり)」を完全解説。鎬を持たない平坦な断面の特徴、主に短刀に用いられる理由、時代別の変化、鑑賞ポイントを網羅する。
平造り短刀において相州伝と備前伝がどのように異なるかを詳解。地鉄(jihada)・刃文(hamon)・造り込みの視点から両伝の特徴を比較し、実物鑑賞に役立つ具体的な見分け方を解説する。
鎌倉末期の刀工・岡崎正宗が確立した「相州伝」は、強い沸と大乱れ刃文が特徴。在銘刀は数振りのみ現存。弟子「正宗十哲」へと伝承された革命的技法と、日本刀史上最高峰とされる理由を解説。
日本刀の最大の形態的特徴「反り(そり)」がいつどのように生まれたかを解説。直刀(上古刀)から湾曲した太刀への移行過程、戦闘スタイルの変化、鍛冶技術の発展との関係を歴史・技術両面から考察する。
鎌倉幕府が御家人に刀剣を大量供給するために構築した生産・流通体制を解説。分業制工房の発達、刀工の移住と集住、備前・山城・大和の主要産地の特徴比較など、鎌倉時代の刀剣産業を俯瞰する。
日本刀の核心技術「皮鉄(かわがね)と心鉄(しんがね)」の複合構造を解説。硬い皮鉄と柔らかい心鉄を組み合わせる理由、折り返し鍛錬の役割、炭素含有量の設計、現代金属工学からの解釈を詳述する。
日本刀の先端部「切先(きっさき)」の形状種類とその鍛造・制御方法を解説。小切先・中切先・大切先・猪首切先それぞれの特徴、時代別の変遷、鍛造時の調整方法、鑑賞ポイントを詳述する。
幕末新々刀の最高峰・固山宗次(1798〜1854)の刀工人生を詳解。師・水心子正秀との関係、相州伝への傾倒と独自の作風確立、代表作の技術的特徴、「関東第一」と評された評価の背景を解説する。