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日本刀の知識と文化をお届けします
日本刀の鑑定書にはNBTHK(日本美術刀剣保存協会)と日刀保(財団法人日本刀剣保存会)の二大機関が存在する。各証書の格付け・審査基準・費用・活用場面を整理し、初めて刀を購入・売却する際の判断材料を提供する。
日本刀の保存用鞘「白鞘(しらさや)」を専門に制作する白鞘師の技法を詳解。朴の木が選ばれる理由、木取り〜内腔削り出し〜接着〜仕上げの全工程、江戸期から現代への変遷、後継者不足の現状まで紹介する。
日本刀の反り(そり)が焼き入れ工程によってどのように形成されるかを科学的に解説。マルテンサイト変態による体積変化・熱応力・土置きパターンの影響、焼き入れ後の反り矯正技術、反り形状が実用性に与える影響を網羅する。
江戸期の株仲間制度から現代の全日本刀剣商業協同組合まで、刀剣商が組織した同業者団体の歴史と機能を解説。本阿弥家との関係、天保改革による解散・再編、明治以降の変遷、現代の課題を概観する。
研師(とぎし)は日本刀の最終的な美を決定する職人であり、砥石の種類・段階・角度の微妙な制御によって刃文・映り・地肌を最大限に引き出す。その仕事の全体像と専門技術の体系を解説する。
日本刀の硬さ・粘り・刃文の科学的根拠を解説。フェライト・パーライト・マルテンサイトという鉄鋼組織の基礎知識から、焼き入れ・折り返し鍛錬の冶金学的意味を理解する。
江戸中期・宝暦〜天明年間(1751〜1789)、田沼意次政権期を中心に、武家社会の刀剣観の変化、刀装具産業の隆盛、新々刀前夜の鍛冶文化を解説。
日本刀の刀装具として鞘に差す笄(こうがい)の歴史的起源、江戸金工による意匠の発展、小柄(こづか)との組み合わせ文化、現存する後藤家・肥後金工の名品を解説。
玉鋼を精錬・整形する「大鍛冶(おおかじ)」と刀身を最終形状に鍛える「小鍛冶(こかじ)」——二工程に分かれた分業制の歴史、技術的意味、現代での変容を解説。
室町後期〜戦国初期に薙刀(なぎなた)から槍(やり)への主役交代が起きた理由を、戦術・集団戦・武器特性・製造コストの観点から詳しく解説。
奈良末期から長岡京・平安京への遷都期(770〜800年代)における刀剣制度、宮廷儀礼刀剣の形式変化、律令制下の武器管理と直刀から湾曲刀への移行前夜を解説。
日本刀の展覧会・刀匠展・奉納刀展を最大限に楽しむための鑑賞作法、見どころの絞り方、全国の主要展示イベントを解説する実践ガイド。