※画像はイメージです。首
Kubi
北野武が監督・脚本・編集・出演を務めた2023年の時代劇映画。本能寺の変を軸に織田信長・明智光秀・豊臣秀吉らの権力闘争を描く。
解説
北野武が脚本・監督・編集・出演を兼ねた2023年公開の時代劇映画。原作は北野自身が2019年に発表した同名小説で、30年以上温めてきた構想をようやく映像化した渾身の一作である。物語は戦国時代最大の謎とされる「本能寺の変」を軸に、織田信長(加瀬亮)、明智光秀(西島秀俊)、豊臣(羽柴)秀吉(北野武)、黒田官兵衛(浅野忠信)らの権謀術数と裏切りが渦巻く権力闘争を、ブラックユーモアと容赦のない暴力描写を交えて描く。2023年5月の第76回カンヌ国際映画祭「カンヌ・プレミア」部門で世界初上映され、同年11月に日本公開された。侍たちが刀を振るう斬り合いの場面は、北野作品特有の乾いた省略と一瞬で爆発する暴力美学で描かれ、権力者たちがいかにして「首」を奪い合うかという主題を象徴的に体現している。実在した黒人侍・弥助が登場人物として描かれる点も話題を呼んだ。北野映画としては最大規模の製作費が投じられた大作であり、日本刀による斬首・介錯の場面を繰り返し映すことで、乱世における「首級」の価値と武士たちの生存戦略を生々しく浮かび上がらせている。
登場する実在の刀剣
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