※画像はイメージです。脇指重要文化財
脇指 銘 備中国住次直作
Wakizashi Signed Tsuginao of Bitchū
別名: 青江次直・延文三年紀・刀剣博物館蔵
解説
青江次直の紀年銘脇指
脇指 銘 備中国住次直作/延文三年十月日は、南北朝時代の備中国(現・岡山県)で活動した青江派の刀工次直による作で、東京都墨田区の刀剣博物館が所蔵する重要文化財。刃長33.7センチ。銘に「延文三年十月日」(1358年)の年紀を伴う、制作年代の明確な在銘作である。青江派は備中国青江を拠点に活動した刀工集団で、南北朝期には国宝・重要文化財指定作を数多く輩出したことで知られる。
作風
刀剣博物館の解説によれば、地鉄は青江派の通有の作に比して緻密さに優れ、細やかな肌合いと逆がかった丁子の刃文に、次直の技量の高さがよく表れているとされる。年紀入りの在銘作であることから、南北朝期の青江派の作風を知る上での基準作としても評価される。
指定と現状
重要文化財に指定され、現在は刀剣博物館の所蔵品として保管・研究の対象となっている。