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日本刀の知識と文化をお届けします
江戸時代の武士を象徴する大小二本差し。打刀(うちがたな)と脇差(わきざし)は長さだけでなく、用途・製作技術・拵えが異なり、屋内護身から儀礼的象徴まで別々の役割を担う。室町時代から江戸時代にかけての歴史的変遷から、コレクター視点まで、二刀一組の文化を詳しく解説する。
焼き戻しとは焼き入れ後の刀身を低温に再加熱し、マルテンサイト硬化による脆さを緩和する工程。炭化物析出と残留応力緩和のメカニズム、伝統刀工の実践から現代の科学的管理まで、「折れず、曲がらず、よく切れる」日本刀を実現する技術の科学を解説する。
日本刀製作において「焼き入れ」が有名な一方、鍛造前に行う「焼きなまし(焼鈍し)」はあまり語られない。玉鋼の内部応力を解放し、鍛造しやすい状態を作るこの前工程の役割と技術を解説する。
寛文年間(1661〜1673年)に起きた日本刀の刀姿変革を解説。細身・大切先・元反りへの移行、虎徹・助広ら代表刀工の位置づけ、武家社会の刀剣観の変容を時代背景とともに読み解く。
日本刀において刃区(はまち)・棟区(むねまち)と呼ばれる刀身と茎の境界部分の仕上げ工程を詳解。焼き入れ後に生じる歪みの修正から、区の形状決定・仕上げ研磨まで、職人の精密技術を紹介する。
「小烏丸造り」と呼ばれる希少な刀の姿を解説。刀身前半は切先両刃、後半は片刃という独特の構造の起源、歴史的意義、現存例、鑑定上のポイントを紹介する。
1876年の廃刀令が日本刀産業に与えた壊滅的打撃と、明治後期から昭和にかけての美術刀剣としての復興過程を詳述。廃業した刀匠の実態・文化財認識の転換・NBTHKによる現代的保護体制の成立まで追う。
薙刀の構造・各部位の名称から平安時代の起源・江戸期における女性武道としての確立・現代薙刀道の競技体系まで詳解。刀身形状・流派ごとの種類と美術刀剣としての評価基準も紹介する。
薙刀(なぎなた)と長巻(ながまき)の刀身形状・柄比・発達した時代の違いを解説。平安末期から戦国時代の変遷、戦場での用途区分、現代における武道・美術品としての位置づけを比較する。
南北朝の動乱(1336〜1392年)が日本刀の形態に与えた劇的な変化を解説。長大化・豪壮化した太刀・大太刀の登場と、それを生み出した武士社会の変容を考察する。
国内外の刀剣オークションへの参加方法から、海外バイヤーとの価格交渉のコツ、落札後の輸送・通関手続きまでを体系的に解説する実務ガイド。
日本刀を合法的に海外へ持ち出すための実務手順を解説。文化財保護法・外為法・銃刀法の交差点から税関申告の書類準備、主要輸出先国(米・EU・豪・台湾)の受入規制まで網羅。