新着情報 — 最新の入荷情報はカタログをご確認ください。 商品を見る →
日本刀の知識と文化をお届けします
11年に及ぶ応仁の乱は、京都の刀剣文化を破壊しただけでなく、備前・大和など地方の刀工集団に戦需をもたらした。戦国時代への移行期における日本刀の大量生産・品質変化・流通変容を詳説。
日本刀の反りを計測・設計する伝統的道具「差し金(さしがね)」の使い方と、反りの各部位(棟区・重ね・元幅・先幅)を数値化する方法を解説。現代刀匠がいかに寸法管理を行い、理想の刀姿を実現するかを技術的に掘り下げる。
日本刀の鞘(さや)を制作する職人「鞘師(さやし)」の徒弟修業の実態を解説。木地加工・漆塗り・金具合わせの三技術を何年かけて習得するのか、師匠と弟子の関係、現代の後継者問題まで、鞘師という職業の実態に迫る。
日本刀の鍛造プロセスの最初期工程「下地鍛え(したじたんれん)」と「素延べ(そのべ)」の技術を詳解。玉鋼の選別から割り鉄・積み沸かし・折り返し鍛錬の基礎段階を経て刀身の骨格形状を作り出す工程、および刀工が素材の段階で何を見極めているかを解説する。
645年の大化の改新から律令国家成立期にかけて、日本の刀剣制度がいかに整備されたか。蝦夷征討と内乱が進める武器管理の萌芽、正倉院蔵の直刀が語る飛鳥・奈良期の刀剣文化を解説する。
刀剣の真価を引き出す研師(とぎし)の仕事を徹底解説。室町時代から続く本阿弥家の歴史、化粧研ぎと地研ぎの技法、研ぎを通じた鑑定眼の育成、そして後継者問題まで現代研師の世界を探る。
弥生時代の銅剣から古墳時代の素環頭大刀、そして天皇家の三種の神器「草薙剣」まで。日本の「剣(つるぎ)」がたどった形態・用途・信仰的変容を体系的に解説する。
日本刀の刃文を生む焼き入れ工程を冶金学的に解説。マルテンサイト変態・臨界温度・冷却速度の関係、水焼きと油焼きの違い、土置きによるコントロール、そして刃文に現れる沸・匂の金属組織的実体を探る。
明治維新の端緒となった戊辰戦争では、旧幕府軍・諸藩の武士たちが刀を手に近代銃砲と戦った。新選組の刀、会津藩士の最後の戦い、そして戦後の廃刀へと続く流れまで、刀剣史の観点から戊辰戦争を読み解く。
江戸時代初期に徳川将軍家の御用達刀工として活躍した越前康継の生涯と技術を解説。南蛮鉄(オランダ産鋼鉄)を用いた実験的な鍛刀、「葵紋」の拝領、そして康継系譜の全貌を詳述する。
兵庫鎖太刀は平安時代から鎌倉時代にかけて貴族・武士が正装に用いた最高格式の太刀拵えだ。金装・銀装の鎖で吊るされた絢爛豪華な外装は、日本刀の美術工芸品としての頂点を示す。現存する国宝・重要文化財の兵庫鎖太刀を紹介しながら、その構造・意義・歴史を詳解する。
鎌倉時代に備前(現在の岡山県)で繁栄した一文字派の全史を解説。福岡一文字・吉岡一文字・片山一文字など各支派の特徴、丁子乱れの極致を誇る刃文技術、そして現存する国宝・重要文化財の銘作を詳述する。