※画像はイメージです。大河ドラマ 太平記
Taiga Drama: Taiheiki (NHK, 1991)
1991年放送のNHK大河ドラマ第29作。原作は吉川英治『私本太平記』。真田広之主演で、鎌倉幕府滅亡から南北朝動乱期の足利尊氏の生涯を描く。平均視聴率26.0%。
解説
作品概要
『太平記』は1991年1月6日から12月8日にかけてNHKで放送された第29作目の大河ドラマである。原作は吉川英治の小説『私本太平記』。真田広之が主人公・足利尊氏を演じ、全49話にわたり鎌倉時代末期から南北朝動乱期の激動を描いた。平均視聴率26.0%、最高視聴率34.6%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録した。
ストーリー概要と刀剣との関わり
鎌倉幕府の御家人であった足利尊氏が、後醍醐天皇の倒幕運動に呼応して挙兵し、建武の新政の崩壊後は南北朝の動乱を経て室町幕府を開くまでの生涯を描く。武田鉄矢演じる楠木正成をはじめ、後醍醐天皇方・幕府方双方の武将が刀を手に戦う合戦描写が随所に配され、鎌倉幕府滅亡(1333年)や湊川の戦いなど史実の戦を軸に物語が進行する。
登場する刀剣(実在/架空明記)
楠木正成の愛刀と伝わる太刀「小竜景光」(国宝、東京国立博物館蔵)は、備前国長船の刀工・景光が元亨2年(1322年)に作刀した実在の刀である。ただし室町時代以前の伝来は明らかになっておらず、正成の佩刀であったことを裏付ける確実な史料はなく、後世の伝承としての性格が強いとされる。同刀はのちに豊臣秀吉・徳川家康を経て山岡鉄舟から明治天皇に献上され、現在も東京国立博物館に所蔵されている。
文化的影響・評価
真田広之・武田鉄矢ら実力派俳優の演技と、南北朝動乱という大河ドラマでも取り上げられる機会の少ない時代を本格的に描いた点で高く評価され、以後の南北朝時代物の代表作として位置づけられている。
関連コンテンツ
NHKエンタープライズよりDVD-BOX・Blu-ray BOXが発売されており、現在も南北朝時代を扱う代表的な映像作品として視聴されている。
登場する実在の刀剣
小竜景光
楠木正成の愛刀と伝わる国宝の太刀。備前長船の刀工・景光作(元亨2年/1322年)。室町以前の伝来は不明で史料的裏付けはないが、豊臣秀吉・徳川家康を経て山岡鉄舟から明治天皇に献上され、現在は東京国立博物館蔵。
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