※画像はイメージです。将軍 SHOGUN(1980年 NBCミニシリーズ)
Shōgun (1980 NBC Miniseries)
ジェームズ・クラベルの小説を原作に1980年にNBCで放送されたテレビミニシリーズ。三船敏郎演じる大名・虎長とリチャード・チェンバレン演じる英国人航海士ブラックソーンを軸に、江戸時代初期の日本と武士道を描き、当時のアメリカで社会現象的な人気を呼んだ。
解説
概要
『将軍 SHOGUN』は、ジェームズ・クラベルの1975年の小説『Shōgun』を原作とする1980年制作のアメリカ製テレビミニシリーズ。NBCで1980年9月15日から19日にかけて5夜連続で放送された。監督はジェリー・ロンドン、脚本はエリック・バーコヴィッチ、製作はパラマウント・テレビジョン、原作者クラベル自身が製作総指揮を務めた。
主要キャスト
イギリス人航海士ジョン・ブラックソーンをリチャード・チェンバレンが演じ、彼を保護する大名・虎長役を三船敏郎、まり子役を島田陽子が演じた。三船が演じる虎長は徳川家康を、ブラックソーンは実在の航海士ウィリアム・アダムスをモデルにしている。
登場する日本刀
劇中、ブラックソーンは虎長から大小(打刀・脇差)を与えられ、武士としての身分の証として帯びる場面が描かれる。史実でもアダムスはイギリス人として初めて徳川家康から知行と帯刀の権利を与えられ、旗本・三浦按針として登用された記録が残る。
史実との関係
物語の大枠は江戸時代初期の日本を舞台にした歴史フィクションだが、虎長=家康、ブラックソーン=アダムスという実在人物の投影が明確で、関ヶ原前夜の権力闘争を下敷きにしている。
評価と反響
放送当時アメリカで社会現象的な人気を呼び、エミー賞リミテッドシリーズ部門、ゴールデングローブ賞テレビシリーズ(ドラマ)部門を受賞。日本ロケを含む制作費は当時のテレビシリーズとして破格の2200万ドルに達した。同時期のアメリカにおける日本文化・武士道への関心を高めた作品として位置づけられる。
2024年版との違い
2024年のFX/Hulu版『SHOGUN 将軍』(真田広之主演)は同じ原作の新たな映像化であり、本作(1980年版)とは制作時期・キャスト・演出方針が異なる独立した作品である。
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