仁王3
Nioh 3
コーエーテクモゲームスのTeam NINJAが開発し、2026年2月6日にPlayStation 5・Windows向けに発売されたアクションRPG。『仁王』『仁王2』に続くシリーズ第3作で、時代を超える冒険と、剣術「サムライスタイル」・忍術「ニンジャスタイル」の二つの戦闘スタイルを新たに導入した。
解説
概要
『仁王3』は、コーエーテクモゲームスのTeam NINJAが開発したダークファンタジー・アクションRPG。2019年の『仁王』、2020年の『仁王2』に続くシリーズ本編第3作として、2026年2月6日にPlayStation 5・Windows向けに発売された。前2作のステージ制探索とは異なる、大規模で非線形な「オープンフィールド」型の探索空間を採用した点が、シリーズにとって最大の構造的刷新となっている。
ストーリーと時代設定
主人公は徳川家康の孫にあたる竹千代――後の江戸幕府三代将軍・徳川家光である。将軍の座を巡って対立する兄・国松(史実の駿河大納言・徳川忠長を思わせる人物)との確執の中、妖魔の襲撃をきっかけに時を遡る運命に見舞われる。プレイヤーは戦国時代・平安時代・弥生時代・幕末など複数の時代を行き来しながら戦うことになり、織田信長の家臣、忍者、幕末の志士といった実在の歴史人物が随所に登場する。
刀剣と戦闘システム
シリーズの根幹をなす刀を用いた「サムライスタイル」に加え、本作では新たに「ニンジャスタイル」が導入され、刀剣による正面からの斬り合いと、忍具を用いた隠密戦闘とを使い分ける二層構造の戦闘が特徴となった。前2作から継承される太刀・二刀・薙刀などの武器種と「妖怪化」システムは、日本刀を軸とした和風ダークファンタジーというシリーズの骨格を維持しつつ、より広大なフィールドでの立ち回りに合わせて再設計されている。
評価とシリーズにおける位置づけ
発売に先立つ2026年1月29日には体験版が配信され、シリーズファンから高い関心を集めた。徳川将軍家の後継争いという実在の史実的枠組みに、時間遡行という虚構を組み合わせた構成は、『仁王』『仁王2』が確立してきた「実在の歴史人物×日本刀アクション×妖怪」という路線をさらに拡張するものであり、刀剣文化を題材とした和風アクションゲームの代表シリーズとしての地位を一層固めた作品といえる。
登場する実在の刀剣
本物の日本刀を見る
本物の日本刀を見る関連コンテンツ
信長の野望
ゲームNobunaga's Ambition
コーエーテクモゲームスが1983年から開発・販売する歴史シミュレーションゲームシリーズ。織田信長を始めとする戦国大名を操り、全国統一を目指す国民的シリーズ。武将の「刀剣」「武装」が詳細にパラメーター化されており、日本刀の歴史・流通・武将との結びつきを体系的に学べる日本最長寿の歴史ゲームシリーズ。
七人の侍
映画Seven Samurai
黒澤明監督による1954年の不朽の名作にして、世界映画史上最も影響力のある作品のひとつ。戦国時代末期を舞台に、野盗から村を守るために集められた七人の浪人の物語は、武士の社会的役割と刀の実用的な側面を克明に描き、日本の刀剣文化を世界に知らしめた記念碑的作品である。荒野の七人・スター・ウォーズ・マッドマックスなど無数の作品に影響を与えた。
レジェンド&バタフライ(映画・2023年)
映画Legend & Butterfly (Film, 2023)
東映70周年記念作品(大友啓史監督、脚本:古沢良太、2023年1月公開)。木村拓哉が織田信長、綾瀬はるかが正室・濃姫(帰蝶)を演じ、信長と濃姫の知られざる夫婦の絆を描く。総製作費20億円、累計動員数180万人超を記録した大型歴史映画。信長が所持した史実の名刀——宗三左文字(義元左文字)・へし切長谷部——を文化的背景に持ち、「天下布武」を掲げた信長の刀剣観と濃姫の強さが交差する作品として刀剣文化の観点でも重要な作品。
青の祓魔師
アニメ・漫画Blue Exorcist
悪魔を祓う祓魔師が剣を駆使して戦う少年漫画。主人公の聖剣が物語の軸となる。
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