※画像はイメージです。ジョン・ウィック:コンセクエンス
John Wick: Chapter 4
2023年公開、チャド・スタエルスキ監督のアクション映画。「ジョン・ウィック」シリーズ第4作。真田広之演じる大阪コンチネンタル支配人シマヅと、ドニー・イェン演じる盲目の暗殺者ケインが日本刀を交える一騎打ちが、シリーズ屈指の名場面として高く評価された。
解説
作品概要
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は、チャド・スタエルスキ監督による2023年公開のアクション映画で、キアヌ・リーブス主演「ジョン・ウィック」シリーズの第4作。日本では同年9月22日に劇場公開された。暗殺者組織「ハイテーブル」から命を狙われ続ける伝説の殺し屋ジョン・ウィックが、自由を懸けて最後の戦いに挑む物語で、世界興行収入4億ドルを超えるシリーズ最大のヒット作となった。
大阪を舞台にした日本刀対決
本作では物語の中盤、大阪の「コンチネンタルホテル」を舞台にした一連のシークエンスが展開される。同ホテルの支配人シマヅを演じるのは真田広之で、日本刀(刀)を武器として扱う剣士として描かれる。ドニー・イェン演じる盲目の暗殺者ケインは、自らの娘の命を盾に取られてジョン・ウィックの追討を強いられ、ホテルに乗り込む。シマヅの娘アキラ(歌手Rina Sawayamaが演じた)がホテルの客を避難させる中、シマヅとケインの一騎打ちが実現する。シマヅの日本刀と、ケインが仕込み杖に隠し持つ鋼鉄の剣が激突する。盲目の剣士ケインの人物像は、日本映画『座頭市』シリーズの盲目の剣士を参照したものとされる。
殺陣へのこだわり
真田広之はインタビューで、この対決では一つひとつの動きや攻撃・受けに人物の心情が表れるよう殺陣を作り込んだと語り、シマヅの忠義は武士道に由来すると述べている。ケインの盲目という設定を活かした立ち回りとシマヅの剣技が組み合わされ、シリーズ全体でも屈指の見せ場として多くの映画メディアで高く評価された。
評価と反響
本作は批評家から高く評価され、Rotten Tomatoesでは批評家の94%が肯定的な評価を寄せた。大阪パートにおける日本刀の殺陣は、ハリウッド製アクション映画における日本刀表現の到達点のひとつとして、公開後も継続的に言及されている。
登場する実在の刀剣
時代劇映画へのオマージュ
脚本のマイケル・フィンチは、スタエルスキ監督が『座頭市』をはじめとするさまざまな映画から着想を得たと語っており、ドニー・イェン演じる盲目の暗殺者ケインは『座頭市』シリーズの盲目の剣士を参照した人物とされる。日本刀を用いた一騎打ちという題材そのものが、海外の映画制作者たちにとって日本刀文化・武士道への敬意を表現する手段として繰り返し選ばれてきたことを示す一例である。
本物の日本刀を見る
本物の日本刀を見る※本ページは日本刀文化の紹介を目的としており、各作品の著作権者とは関係ありません。