※画像はイメージです。その他の名刀太刀国宝
太刀 銘延吉
Tachi Signed Nobuyoshi
別名: 龍門延吉・千手院派延吉の太刀
解説
概要
延吉は大和国吉野郡龍門庄(現・奈良県吉野郡)を本拠とした刀工で、大和伝千手院派の系統を引くと伝わる。年紀のある作は確認されておらず、作風から正応年間(1288〜1293年)ないし文保年間(1317〜1319年)頃の活動と推定されている。本作は延吉の現存作の中でも最も出来が優れた一振りとされる。
指定
1936年(昭和11年)9月18日に重要文化財に指定され、1953年(昭和28年)3月31日に国宝に指定された。
作風
大和伝の質実な地鉄に古備前風の趣を交えた作風を示し、姿が整い地刃ともに健全であることが高く評価されている。刃長73.3センチ、反り2.9センチ。
来歴
後水尾天皇(在位1611〜1629年)の御物であったと伝わる。
現所蔵
公益財団法人日本美術刀剣保存協会が所蔵し、東京都墨田区の刀剣博物館に収蔵されている。