※画像はイメージです。上ノ国勝山館(上之国館跡)
Kaminokuni Katsuyama-date (Kaminokuni Fort Ruins)
上ノ国勝山館(上之国館跡)は室町時代後期(15世紀後半築城)、16世紀末頃まで拠点として機能に築かれた北海道の名城。城主は武田信廣(築城、松前氏の祖)、以後は蠣崎氏(武田氏改姓)歴代(Takeda Nobuhiro (builder, progenitor of the later Matsumae clan); subsequently held by successive heads of the Kakizaki clan (the renamed Takeda line))。
概要
概要
勝山館は、北海道檜山郡上ノ国町にある山城で、渡島半島南部の和人勢力の拠点の一つ。松前氏(蠣崎氏)の祖・武田信廣が15世紀後半に築いたと伝わる。
築城と歴史
道南十二館の一つ「花沢館」を拠点としていた蠣崎季繁のもとに身を寄せた武田信廣が、コシャマインの戦い(1457年)鎮圧に功を挙げ蠣崎氏の家督を継いだのち、防御性の高い山城として勝山館を築いたとされる。以後、16世紀末頃まで武田・蠣崎氏の日本海側における政治・軍事・交易の一大拠点として機能し、後に松前へ本拠を移すまで栄えた。
構造・遺構
20年以上にわたる発掘調査により、柵・空堀・橋・建物跡・井戸跡などが確認されている。中国産の青磁・染付や国産陶器、金属製品、木製品など約10万点以上の遺物が出土した。特にアイヌの人々が用いた骨角器が500点余り出土しており、和人とアイヌが同じ空間で共存・交易していたことを示す遺跡として学術的に重視されている。
現状・アクセス
国指定史跡「上之国館跡」として保存され、2017年4月には続日本100名城に選定された。遺構は立体復元・平面表示によって整備され、隣接するガイダンス施設で出土品の展示や解説を見ることができる。散策路が整備され、各所に説明板が設置されている。
刀剣との関わり
見どころ
- 松前氏(蠣崎氏)の祖・武田信廣が築いた山城で、日本海側交易の一大拠点
- 20年以上の発掘調査で約10万点以上の遺物が出土
- アイヌの骨角器が500点余り出土、和人とアイヌの共存を示す遺跡
- 国指定史跡「上之国館跡」、2017年続日本100名城に選定
※開館時間・入場料は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。