※画像はイメージです。太刀重要美術品(1935年10月14日認定)
天光丸
Tenkomaru
別名: 壺井八幡宮の太刀 銘 安綱
解説
概要
天光丸は、伯耆国の刀工・安綱の作と伝わる平安時代の太刀で、大阪府羽曳野市の壺井八幡宮が所蔵しています。1935年(昭和10年)10月14日に重要美術品に認定されました。
刀身
刃長は76.8センチメートル、反りは2.5センチメートル。鎬造、庵棟で、腰反りが高く小鋒に結ぶ優美な姿を持ちます。刃文は小乱れが主調で、茎に「安綱」の二字銘があります。
号の由来と伝来
『羽曳野市史』によれば、多田太郎が金剛山の麓でこの太刀を失い、のちに松山八郎右衛門友澄が、土中から光を放つ場所を掘って太刀を見つけたといいます。その輝きから石川兵衛判官代義清が「天光丸」と名付けたと伝えられます。また多田満仲から源頼信・源義家へ伝わった源氏の宝刀ともされます。『河内名所図会』では、安綱作の鬼切丸(童子切)と対をなす雌雄の太刀とされています。
逸話・伝説
土中から光を放って見つかったことから名付けられたと伝わる、源氏ゆかりの安綱の太刀。