※画像はイメージです。太刀・剣(各1口)三重県指定有形文化財(2016年指定)
太刀・剣 銘 勢州桑名藤原朝臣村正作(神舘神社)
Tachi and Ken Signed Muramasa, Tenbun 22 (Kodate Shrine)
別名: 神舘神社の村正太刀・剣
解説
概要
天文22年(1553)9月の年紀を持つ村正作の太刀と剣の組で、桑名の神舘神社に伝わります。三重県が2016年に県指定有形文化財としました。神舘神社は地元では「こうだて」と読まれ、名は伊勢神宮の神戸にあった神舘に由来すると考えられています。
銘と寸法
銘は「勢州桑名藤原朝臣村正作 天文二十二年九月」です。三重県の答申資料では、刃長は太刀が約60.5センチ、剣が約39.1センチとされます。太刀と剣のいずれも、表裏の鎬地に「神立」の彫りがあります。
位置づけ
同じ桑名には、天文12年(1543)銘の村正の太刀(桑名宗社)があり、県は2016年に両者を並べて指定しました。神への奉納を目的とした作として、天文年間の村正の作風と製作年代を知る手がかりになります。現在は桑名市博物館に寄託されています。
逸話・伝説
伊勢神宮ゆかりの地名を持つ桑名の神社に、村正が天文22年に太刀と剣の組で納めたとされる。