※画像はイメージです。太刀(備前伝・長船派)重要文化財
太刀 長船兼光(名物 福島兼光)
Tachi by Osafune Kanemitsu (Meibutsu Fukushima Kanemitsu)
別名: 福島兼光・福島正則旧蔵の兼光
解説
概要
福島兼光は、南北朝時代(14世紀)の備前長船派の刀工・兼光が作った太刀で、重要文化財に指定され、東京国立博物館が所蔵しています。文化庁の国指定文化財等データベースでは「太刀 長船兼光(名物 福島兼光)」の名で登録されています。
刀工と作風
作者の長船兼光は、鎌倉末期から南北朝時代にかけて活躍した備前長船派の正系の刀工とされます。文化庁データベースの解説は、この太刀の見どころとして、大きさのそろった逆がかった小互の目の刃文と、不動明王の化身である倶利伽羅竜王の彫物を挙げています。
号の由来と伝来
号は、戦国大名の福島正則が所持したことに由来します。『享保名物帳』に載る名物で、のちに加賀の前田家に伝わったと解説されています。ウィキペディアの日本刀一覧には、福島正則が広島城下の寺社から奪った刀だとする記述もありますが、これは伝承の域を出ません。
現在
現在は東京国立博物館が所蔵しています。常設で展示されるとは限らないため、観覧を考える場合は同館の展示情報を確認してください。
逸話・伝説
福島正則が所持したことから「福島兼光」と呼ばれ、享保名物帳に載ったのち加賀前田家に伝わった南北朝の太刀。