※画像はイメージです。1338-1342南北朝期の年紀刀(北朝年号)
暦応(りゃくおう)
Ryakuō Era
北朝が用いた年号「暦応」(1338〜1342年)。備前長船兼光の太刀「備州長船住兼光/暦応二年正月日」(重要文化財)が、年紀の残る一口として知られる。
解説
北朝の年号「暦応」
暦応(りゃくおう)は、北朝が用いた年号で、1338年から1342年まで(元年〜5年)を指す。1338年に建武から暦応へ改元され、1342年に康永へ改元された。暦応への改元は光明天皇の即位に伴う代始改元とされ、康永への改元は災異による改元とされる。
年紀の残る一口
文化遺産オンラインに載る太刀は、備前国長船兼光の作で、銘は「備州長船住兼光/暦応二年正月日」。暦応二年は1339年にあたる。長さ78.8cm、反り2.2cm、元幅2.9cmの太刀で、1952年3月29日に重要文化財に指定された。現在は三井記念美術館(東京)が所蔵し、所有者は公益財団法人三井文庫である。
兼光と暦応の年紀
文化遺産オンラインでは、この太刀の作者は備前国長船兼光とされている。
注意点
年紀の読み、法量、指定の年月、所蔵先は文化遺産オンラインの記載に依る。年号の期間と改元の経緯は日本語版 Wikipedia の記載に依る。
この時代の刀の特徴
- 北朝年号「暦応」(1338〜1342年)
- 暦応二年(1339年)銘の兼光の太刀(重要文化財・三井記念美術館蔵)
- 文化遺産オンラインで制作者は備前国長船兼光
代表的な刀工
長船兼光(備前国長船)