※画像はイメージです。1352-1356南北朝期の年紀刀(北朝年号)
文和(ぶんな・ぶんわ)
Bunwa Era
北朝が用いた年号「文和」(1352〜1356年)。備前長船の兼光作で、「文和」の年号と干支「乙未」を刻む太刀「一国兼光」が重要文化財として残る。
解説
北朝の年号「文和」
文和(ぶんな・ぶんわ)は、北朝が用いた年号で、1352年から1356年までを指す。南北朝の動乱期にあたる。
年紀の残る一口
備前長船兼光の太刀「一国兼光」(重要文化財、高知県立高知城歴史博物館蔵)の裏銘は「文和二二年乙未十二月日」と切られている。「四」の字を避けたものと推測されており、干支「乙未」から文和4年(1355年)12月の作と解される。
この時代の刀の特徴
- 北朝年号「文和」(1352〜1356年)
- 年紀を刻む長船兼光の太刀「一国兼光」(重要文化財)
- 裏銘は「文和二二年」と切られ(四を避けたとみられる)、干支から文和4年(1355年)と解される
代表的な刀工
長船兼光(備前国長船)